ステージ４の胃がんを全摘することのリスクについて

40代/女性 - 2015/08/03

身内が急に、口にした水以外のものを、すべて嘔吐してしまうようになりました。数日前に入院、ステージ４の胃がん（少なくとも肺、肝臓に転移あり）と診断されました。

嘔吐の原因として、私は、狭窄によるものと想定していましたが、今日、通過試験というものがあり、（1）内視鏡が通過するだけのスペース（直径１センチ程度）は残っており、十二指腸に通過していること、（2）胃の動きはかなり悪くなっていること、の２点がわかりました。

そこで、質問させてください。

（1）胃が動いていないことは、胃を全摘して胃がない状態と、同じと考えていいですか。

（2）胃が動いていなくても、腸まで通過していれば、口にした食べ物、飲み物、内服薬などは、正常に消化され、栄養となっていると考えていいですか。

（3）上記のように考えてよいのなら、同じ胃の状態の人でも、吐き気や嘔吐がない人もいるということですか。つまり、吐き気や嘔吐は、自律神経系の信号の問題なのでしょうか。

（4）単純に、胃に問題があり胃が動いていないことにより、嘔吐してしまうのなら、胃の全摘出をおこなうことで、問題が改善するのではないかと思ってしまいます。胃の全摘によって、吐き気・嘔吐がおこることが多いことも調べてわかりましたが、それでも、今の時点ですでに吐き気・嘔吐でこんなに苦しいのですから、ためしてみたいと感じます。この考え方はおかしいでしょうか。

（5）胃の全摘手術を試み、転移がみられたら、手術せずにそのままお腹を閉じる、ということが一般に言われているようですが、それはなぜなのでしょうか。全摘手術のリスクを教えてください。

（6）全摘手術をしなくても、バイパス手術やステントをすることで、全摘手術と同じ構造になりますか。

とても悩んでいます。どうか、先生方のアドバイスをいただけましたら幸いです。