アバスチンとヴォトリエントの適応について

person40代/女性 -

現在の治療で血管新生阻害のための分子標的薬が使えるものがないかと主治医に相談してみたのですが、アバスチン(Bevacizumab)もヴォトリエント(Pazopanib)も適応外で使えないと言われました。

現在の病理診断結果は「卵巣癌肉腫(原発)からの横紋筋肉腫(転移)」となっているのですが、

・アバスチンは上皮性の卵巣「癌」の適応であって間葉系の癌肉腫は含まれない
・ヴォトリエントは軟部肉腫が適応であるが横紋筋肉腫は適応外

という説明を受けました。

それぞれの薬剤の添付文書をみる限りでは、

・アバスチンは卵巣癌の記載はあるが特に上皮性のものに限定されるとは明記されてないし、また仮にそうであっても癌肉腫は上皮性成分と間葉系成分が混在しているからこその命名あり、上皮性成分は含まれている
・ヴォトリエントでは臨床成績の項目で「横紋筋肉腫(多形型又は胞巣型を除く)は除外」つまり「胎児性横紋筋肉腫は除外(だが多形型と胞巣型は含まれる)」と読める

と、釈然としません。

この適応・適応外を厳密に定義しているソースは、どこかにいけば閲覧できるのでしょうか。それとも、純粋に私の解釈が間違っているでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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