クローン病とペンタサ

person40代/男性 -

49歳男性。約10年前からクローン病で、ペンタサ6000mg/日内服中、レミケード通常量投与しています。効果減弱しており、腹痛、血便、レミケード投与直後は37℃台、軟便で1日5回くらい。後半は、38℃から39℃、1日7、8回の下痢になります。コストの関係で、レミケード倍量投与は許されません。
この方は刑務所の受刑者で、代理で質問しています。
クローン病と診断された当初、ペンタサを飲み始めたら病状が悪化し,一時ステロイドを使い始めたそうです。このときの医師は消化器医ではありません。また、そのまま漫然と増量し、6000mg内服しています。一時悪化して入院した先も、レミケードを導入して寛解して戻った今の常勤医も一般内科医で、知識がありません。
ペンタサの副作用で、「潰瘍性大腸炎、クローン病が悪化することがあるので、その際は中止または減量するように」と警告があります。
本人は、ペンタサのせいで悪化したのではないかと疑っており、私もその可能性が高いと思います。
私は他科の医師で、クローン病の診療経験はありません。潰瘍性大腸炎ならみたことがあります。
ペンタサ6000mg/日から減量して中止に持っていく場合、どのように減量する方法が考えられるか、アドバイスお願いします。私なりの考えがありますが、経験がありませんし、普通に考えて、そのような症例報告をすることもないでしょうから参考にするものがありません。
また、ペンタサは軽症のクローンに用いることが多いとされていますが、効果が感じられない場合、レミケード投与を始めるとき、ペンタサはそのまま続けるのですか?あるいは、ペンタサは中止してレミケードに切り替えるのですか?

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