血圧測定の正否について
person30代/男性 -
医療従事者の従兄弟(30歳)について、血圧測定のことでいくつか質問があります。従兄弟が間違っているのなら正したいので、それぞれの質問に対して正しい・間違っているを理由も込みでお答えいただければ幸いです。
1.仮に室温5℃の部屋で血圧を測定した場合、室温15℃と比較して血圧は10mmHgを超えて上昇する
2.起床時血圧は1時間以内、排尿後、食事・服薬前に座って測定するのが基本だが、寒さを避けるなどの目的で起床後、布団から起き上がる前に(腕帯を心臓の位置にすることを条件に)寝転がって測定しても良い
3.血圧は1機会に2回測定し、その平均を取る方法で良い(ガイドライン2014)。この際、手を十回ほどグーパーする、1~2分間隔を置くなどでうっ血を回避すれば、1回目の測定後に腕帯を巻き直すことなく2回目を連続測定しても良い。また、このような方法で腕帯を巻き直すことなく測定を繰り返し、次第に数値が下がっていった結果、ある数値で安定した場合にはその数値を自身の平常時血圧と考えることもできる。
4.夜勤など就寝の直前まで勤務しているような場合には就寝前血圧は興奮などによって高い可能性が大きいので、仮に就寝前血圧が高くとも翌日の起床時血圧が正常なら心配は無い
従兄弟は以上のような理論(持論?)を用いて自身や患者さんの血圧測定を行っているようなのですが、医学的な見地からすると正しいのでしょうか?よろしくお願いいたします。
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