CTの体軸断面像と冠状断面像で癌形状が大きく異なる

person70代以上/男性 -

CT画像の解釈についてお教えください。肺腺癌、縦隔リンパ節転移、胸水在りのステージ4です(リンパ節転移は治療後21週目のCT画像で認められなくなっている)。タルセバを服用して既に32週が経過。原発巣は8週目のCT画像(体軸断面像)で相当に減少が確認されていたが、21週目のCT(体軸断面像)では顕著な減少は窺えません(増大もなし)。CEAの推移は、治療開始 ⇒ 8週目 ⇒ 12週目 ⇒ 16週目 ⇒ 21週目 ⇒ 26週目 ⇒ 30週目に於いて、
36.2 ⇒ 8.8 ⇒ 6.0 ⇒ 5.0 ⇒ 4.6 ⇒ 4.4 ⇒ 4.2。SLXの推移は、66.4 ⇒ 39.0 ⇒ 29.7 ⇒ 29.3 ⇒ 24.7 ⇒ 30.3 ⇒ 30.3 と推移しています。さて数日前に主治医とは異なる医師(病院)により、冠状断面像を撮ってもらったところ、その画像が妙なのです。従来のCT画像(体軸断面像)では原発巣の癌は団子状の形状でしたが、冠状断面像では原発巣が大変に平たい形状なのです。つまり、原発巣腫瘍の形状は団子状ではなくて煎餅のような薄っぺらな形状であることを窺わせるのです。これはどう考えればよろしいのでしょうか。もともとは団子状の癌だったものが、治療効果による癌の縮小が3次元的に平均して起こらず、二次元的(上下方向のみ)に縮小したと考えられないでしょうか。つまり、通常のCT画像(体軸断面像)では腫瘍の縮小が顕著には観察されないけれども、実際には上下方向の縮小が顕著に進んでおり(煎餅のようになってしまい)、通常のCT画像(体軸断面像)で診断されるよりも縮小幅が大きいとは解釈できませんでしょうか。マーカーの減少具合を考慮すると、そのように考えたくなるのです。

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