膀胱ガン、温存療法が全摘より効果があるのは本当?

person70代以上/男性 -

以前の質問「進行の早い膀胱ガン、全摘出か放射線治療か?」からの続きなのですが、「浸潤度T2、リンパ節・遠隔転移無し、ステージII」が今の状態です。
より大きな病院へ紹介をしてもらっている途中なのですが、本人・家族としては
具体的な治療として、全摘出術(可能なら+ネオアジュバンド療法)を中心として
考えています(その病院では腹腔鏡手術もしてます)。

現在の腫瘍の数は少なくとも4つで、最初の腫瘍は浸潤しています。
また進行も早いと心配され、そもそも温存療法の適応例ではないかもしれません。

ただ、放射線+動注化学治療のような膀胱温存療法には「全摘出術より治療成績がよい」という情報もあり、気になります。
これについては、以下の疑問点もあります。

1.治療法以外の要因が成績に影響?
双方の患者の経済的、意欲的なレベルの違い?
また、リスクの少ない症例のみ適応してるから「そう見える」?
2.治療法が全摘より優れている?
OMC-regimenでは、この治療法は微小転移に効果があるが「全摘はリンパ節郭清が充分ではない」ので成績が良い…という説明ですが、本当にそうなのか?
また、良い病院と悪い病院を混ぜて比較するコトで、全摘の成績が小さく見えるのでは?
3.全摘+全身化学療法という組み合わせとは比較されていない?
ベストの全摘術との比較なら、結果は違うのではないか?

OMC-regimen は一例ですが、こういった温存療法(適応可能ならですが)を無視して
よいのか、それとも今の状況でも検討の余地はあるのか(膀胱も残りますし…)、医師に相談する事前情報として、皆様のご意見を頂ければ今後スムーズに検討可能と思いますので、アドバイスいただければ助かります。よろしくお願いいたします。

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