Q

血糖値が安定しない

現在HbA1cが8.9です。ここ半年で1.0ぐらい上がったり下がったりしています。インスリンは3/7を朝14単位夕7単位です。このままでは良くないので9月に入ってもこの状態であれば超即効製のインスリンにかえて一日三回に変更しようと、言われました。一日中勤務していますので、できたら現状のままで行きたいのですがどうすればよいでしょうか。今は食事も見直しして夕食後歩きにいっています。

質問者:はな さん

秋山 森之進 先生
一般内科

秋山 森之進 先生

食事を見直して夕食後歩行をしておられるそうですが,インスリンを合計21単位使用してHbA1c=8.9というのは相当悪い結果です。

食事・運動の見直しで8.9が6.5以下になるとしたら,今まで食事・運動療法は全くなってなかったということになりますよね。そこまで無茶苦茶ではなかったのなら,食事・運動を見直しても改善の程度は限度があるでしょう。

経口剤を加える方法もありますが,HbA1cが9近いのですから,それだけで6.5以下にまで改善するとは期待できません。

今インスリンを使用されていますが,3/7というのは標準型(=速効型)3割+中間型7割という意味ですよね。質問者の場合は恐らく食後血糖が上がってしまっていて,それには標準型か超速効型中心でなければ有効ではありません。しかし3/7は中間型主体なので,食後を下げる力は弱々しいのです(朝夕の食前は下がりやすいのですが)。病気の状態と将来の合併症の危険度を考えれば,超速効型各食前3回にするのは非常に理に適った作戦です。

注射の回数を増やしたくない気持ちは分かります。喜んで注射している人はいないでしょう。しかし,針を刺したいかどうかではなく,血糖をコントロールして合併症を予防できるかどうか,を考えて注射をしているのではありませんか?今のような混合型2回(他の50Rとかに変えても大して改善しません)に未練を持ってだらだらと時間を費やし,合併症がひどくなってから頻回注射に追い込まれるよりも,現時点で英断を下した方が賢いですよ。

あなたにとって最も大切なのは何ですか?針を刺す回数ですか?それとも合併症を防ぐことでしょうか?よく考えれば必ずわかると思います。

赤ひげ 先生
一般内科

赤ひげ 先生

はなさんが、一日二回打ちを速効性の3回打ち(実際は遅効性の眠前も含め4回打ちになることが多いのですが)に変更するのをためらわれるのはよくわかります。
はなさんが現在使用されている3/7注で実際うまくコントロールされている人も多くいます。
逆に速効性で治療していてもコントロールが不十分の人もいます。
問題点を整理してみましょう。
まず、自己血糖測定で現在の血糖の日内変動の状況をみて、今のインスリン量でよいかの検討が必要と思います。 また、2相性のインスリンを10R,20R,40R,50Rなど速効性の割合を変えてみるという方法もあります。
また、食事療法、運動療法が不十分であれば、その見直しでも改善してきます。特に運動不足の人が運動を十分行うようになってHbA1cが顕著に改善する例はよくみられます。
まだ現在の二回打ちで改善の余地があるかどうか、十分検討してみてからでも遅くはないと思います。
医師の側からすれば、超速効性のインスリンと超遅効性のインスリンの併用で治療するのが、自然のインスリン分泌のパターンに近いのでやりやすいのですが、問題点が改善されれば、二回打ちでも十分可能な場合もあります。
一度、現在の問題点を整理して見てください。

はなさん

現在まで自己管理が自分自身では、できていると過信していた様です。もう一度食事の事、運動の事見直してみます。それでも解決できない場合は、主治医と相談してみる事にします。有難うございました。

ラスカル医師 先生
糖尿病科

ラスカル医師 先生

確かに患者さんのおっしゃるとおり、インスリンの投与回数を増やすのは大変なことと思います。面倒なだけでなく、職場によってはインスリンを使用していること自体が出世にひびくところもあるそうです。確かに病気のことをまったく知らない人の前でインスリンを腹部に投与したりするとかなりカルチャーショックでしょう(実際そのような話をしているひとに会いました)。また自己管理が悪いように他人にとられ、血糖どころではないと考えるのも自然と思います。HbA1cはまだ8%台ですし、ヒューマカート3/7はやや古い製剤でもあり、30MIXに変更したり、メルビンやアクトスの併用などまだまだ仕方はあると思います。我々医師はいつも患者さんの立場にたって治療することが大切なこと思いますがいかがでしょうか?

はなさん

薬剤の変更等を患者側から相談してもよいのですか。今現在自分で努力できる事はがんばっています。今後、食事療法、運動療法でも下がらない場合はインスリンの投与回数を主治医と相談してかんがえます。有難うございました。

マシマロDr 先生
消化器科

マシマロDr 先生

今のままではコントロールは悪く、合併症などを考え、治療法を見直すべきだと思います。
確かに超速効型x3持続型x1の打ち方はたいていの場合は非常に有効ですし、正常人のインスリン分泌に近いものですので本来であれば4回打ちがいいと思いますが、
お昼などでは職場の人の目もあるので注射はどうしてもという人もいます。超速効型は食直前に注射するので食事時間の制限などはむしろ少ないと思いますが、絶対に職場では注射したくないという場合は、もしインスリンの自己分泌がある程度残っている2型DMであれば、内服の超速効型(+αGI)などである程度ならコントロールできるかもしれません。主治医と相談いただければと思います。

ryre 先生
一般内科

ryre 先生

仕事も大切でしょうが、体を壊してしまっては仕事も出来なくなってしまいます。
超即効型のインスリンは働いている方でも食事直前に打つ事が出来るので、思ったほど面倒でなかった、という意見が多いと思います。
血糖のコントロールも比較的うまく出来る印象があります。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

基礎分泌に加えて、食後の高血糖対策での超速攻型は、一日中仕事されているからこそ、有効と思います。

不必要なときまで高いインスリンになるより、一時的な必要量の補充のほうが簡単ですよ。針も細いし、私は、おやつ食べたときもチクリです。

hero2005 先生

超速攻型→超速効型

糖尿病専門医にあらず 先生

速攻型→速効型

糖尿病専門医にあらず 先生
循環器内科

糖尿病専門医にあらず 先生

速攻型と持続型製剤の4回打ち(朝、昼、夕速攻型。、眠前持続型)が理想でしょう。主治医の先生のおっしゃることは正論だと思います。現在のHbA1c値では、合併症のリスクが大です。

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