放射性直腸炎と直腸ポリペクの適否

person50代/男性 -

2013年に前立腺がん小線源療法を大学病院で実施しました。2015年に大腸内視鏡専門医で定期検査を受けました。

内視鏡検査時の問診でもその旨、お伝えし、放射線治療の影響と思われる粘膜部の出血が部位があると指摘されました。その後、顕著な症状はなく、本年7月に実施した内視鏡検査でRb部に5mm大の腺腫が見つかりました。

先生は放射線性直腸炎周囲のポリペクは偶発症状を起こす可能性があるーとのことでポリペクはできないとして、前立腺がんの治療を受けている大学病院への紹介状を書いていただきました。

紹介状といただいた画像を持参し大学病院の泌尿器科を受診したところ、ポリペク可であるとのことで、その日のうちに院内紹介で消化器内科を受診しました。

紹介状や画像はすでに消化器内科の端末にも取り込まれており、消化器内科医も「立て続けに内視鏡検査を受けるのが億劫でなければ切除可能だ」とのことで9月に予約をいれてもらいました。また、新生血管ができた部位は必要が認められたら、アルゴンプラズマレーザーで焼灼することも可能だーとのことでした。

以下、ご質問です。よろしくお願い申し上げます。
今回、腺腫ができたのは前立腺とは遠い方の腸壁だったのが幸いだったと考えております。泌尿器科の主治医もそのような口ぶりでした。放射線性直腸炎で腸壁が脆弱になることは承知していますが、これが仮に新生血管ができているような部位や、ごく至近に仮に今回より大きな、例えば10mmを超すような腺腫が後々発見されたら、どのような措置になると考えられますでしょうか。
脆弱化した粘膜から生検したりポリペクするのはリスク上、推奨されませんでしょうから、腺腫が大きくなるまで経過観察した末、観察像からがんとなったら開腹手術して人工肛門ーという経過ですか。それはちょっと気が重いです。

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