くも膜下出血後の気管切開、また回復可能性について

person70代以上/男性 -

数度の脳梗塞で半身麻痺となっていた70代実父が、先日くも膜下出血で倒れました。幸い意識を取り戻したのですが、本人が何かを話そうとしても、周囲は言葉が聞き取れず理解できない状態となっていました。麻痺でない方の手足はまだ動いていました。
動脈瘤はクリッピング手術ができない形状で、またこれまでの経緯から脳血管攣縮期に脳梗塞は必発、全身状況は悪化必至と考えられるため、もって数日だろうという主治医の判断により、看取りの方向へと話が進みました。その後、誤嚥性肺炎からおそらく敗血症となり(検査はされていません)見かねた家族の希望により抗生剤を処方してもらい呼吸は落ち着きましたが、40度近い高熱が続いています。また途中脳梗塞が起きたのか、動いていた手足は動かなくなり、視力もほとんど失われているように見えます。
しかし意識ははっきりしているように思うのです。家族の会話を聞き、時折声を出します。目を見開いている時に覗き込んで話しかけると、まぶたが赤くなり涙が滲みます。
延命は本人が希望していなかったのでできるだけ苦痛のない状態で看取ってあげたいと考えていたのですが、いまこの段階で、主治医より気管切開の話も出てきました。もちろん父の姿を少しでも長く見られるのは家族にとって幸せなことなのですが、父の幸せのためにはここから家族はどう判断していけば良いのか、見えなくなってきています。
気管切開は父にとって苦痛ではないのでしょうか。また身体は動かなくともせめて声が戻り意思疎通することはできないでしょうか。リハビリできないかと考えることは希望を持ち過ぎでしょうか。
くも膜下出血から9日経過しています。

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