直腸カルチノイドの切除方法
直腸NET(カルチノイド)腫瘍の切除方法について伺わせて下さい。
大腸カメラ検診で直腸カルチノイドが見つかりました。(大腸カメラ検診後、その場でいただいた用紙には「大きさ5-10mm」と記載されていました)
病院を受診した所、医師から「切除した方がいい」という事で、術前検査は行わずに内視鏡EMRで切除しました。
→切除材料の病理診断結果は切除断端陰性で、脈管浸潤無し、治癒切除ができているとの事でした。
※インターネットや、このサイトで調べると「直腸カルチノイドは大きく深く切除する必要があるので内視鏡ESDで切除する」との意見を多く見ました。
しかし私の担当医師は「内視鏡ESDは大きく切除はできるが深くは無理だ。深部に残る可能性があるから、術式は内視鏡EMRでやる」と説明されました。
◆先生方に伺いたいのですが、
1)術式は内視鏡ESDで切除した方が良かったのでしょうか?(もっと大きく・深く切除した方が良かったのか?)
2)転移や再発を考えると、今から追加切除などして、もっと大きく・深く切除してもらった方が良いのでしょうか?
(切除材料の病理診断結果で切除断端陰性で脈管浸潤無しとのことでしたので内視鏡EMRで問題無かった、追加切除の必要は無いという事なのでしょうか?)
宜しくお願い致します。
(40代/男性)
前に腫瘍の大きさについて質問していた方ですね。
切除標本で、断端陰性かつ脈管侵襲なしだったわけですから、それで完全に取れています。
EMRで問題なく取れているわけです。
comandante 先生
直腸カルチノイドのほとんどは粘膜下腫瘍の形をとります。EMRといっても完全切除されたのであるなら、ESDに近い形で切除されたのではないかと思います。
はるる 先生
切除断端陰性で、脈管浸潤無し、治癒切除ができているとの事であれば、問題ないと思いますが、ご不信のようですから、病理のプレパレートを、大学などの、別の病理医のセカンドオピニオンを受けてもいいと思います