高安動脈炎&狭心症とワーファリンの中断について

person40代/女性 -

高安動脈炎歴5年目です。35歳のときに、左胸部痛が出現し、最終的に造影CT検査の結果、高安動脈炎と診断され緊急入院しました。病変は肺動脈、左右頸動脈が狭窄・閉塞し、左冠動脈が高度に狭窄し、狭心症(アーチスト錠、ニコランジル錠を服用)を合併しています。ステロイド60ミリから加療がスタートし、現在はプログラフと併用しながら4ミリで維持しています。

さて、5年目の今年はじめ胃腸炎となり、その後、血尿がみられたので救急外来にかかり血液検査やCTをしたところ、ワーファリンの効き目が一気に急上昇(PTINR2→7)して、腎臓のあたりから出血していることがわかりました。その一件があり、主治医から、今後はワーファリンの服用をやめてみてはどうか、と提案がありました。メリットとデメリットを伺ったところ、「正直どっちもどっち」という回答で、よく理解できませんでした。5年間ワーファリンを服用してきたので、いきなりワーファリンをやめることにやや抵抗(不安)があります。

現膠原病内科の主治医は、循環器内科や脳神経外科ほか、前主治医(一番最初にみてもらった主治医)にも問い合わせてくれましたが、「5年前の当時は炎症の程度が激しく、脳梗塞や心筋梗塞をおこすリスクが高かったので、ワーファリンも使うことにしたが、現在状態が安定しているようであれば、やめてもいいのでは?」とおっしゃっているそうです。

将来的な懸念材料としては、冠動脈のもう一方が狭窄するなど悪化したら、心臓バイパス手術を検討しましょう、ということになっています。

ワーファリンの中断を判断するにあたり、もう少しわかりやすいご説明や参考情報などお教えいただけますとありがたいです。

なお、既往歴としてそのほか、高血圧、ぜんそく、アレルギー性鼻炎などがあります。家族には糖尿病(祖母)、大腸がん(祖父)がいます。

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