タグリッソが効かないとの診断は時期尚早?

person70代以上/男性 -

肺腺癌ステージ4です。タルセバ使用約80週後にT790M変異陽性が確認され、2月10日にタグリッソ服用を開始しました。しかし、その4週後のX線検査にて胸水がタグリッソ服用開始時点よりも増加していることが確認されたことから、タグリッソが効果を示していない懸念が浮上しております。そこで来る3月22日にPET検査を実施することになってます(4月3日にはCT撮影もする)。この結果 前回のPET検査(昨年7月)と比して増悪が認められた場合、タグリッソが無効であると診断されるのかもしれませんが、以下に述べる論拠により、その判断は時期尚早ではないかと考えられませんでしょうか。どういうことかと言いますと、増悪はタルセバ末期に於いて既に相当程度に起こっていた。そしてタグリッソ服用によって改善が進んではいるが、以前のPET検査時点と比べると未だ病状が悪い状況である。こういった可能性があるのであれば、3月22日のPET検査結果が悪いものであってもタグリッソが無効とは判断せずに、例えば更に一か月後にCT検査で様子を見る方が良いのではないでしょうか。そのCT検査と4月3日のCT検査を比べ増悪が進んでいるようであれば、タグリッソが効いていないと判断することになります。以上の見方は、胸水がタグリッソ服用開始後に増加している点と矛盾しますが、原発巣と胸膜転移巣では腫瘍の性質に違いがあって、それにより胸膜へのタグリッソの効果が弱いとすれば、あながち成り立たない考え方とは言えない気がしますが・・・(タグリッソの胸水への改善効果はもう少し先になる)。ご助言を賜れれば幸甚です。

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