原発巣消失後の骨転移腫瘍への治療方針について

person70代以上/女性 -

症状:
2017/9 にNSCLC(肺腺がん) で胸膜に浸潤した腫瘍があり、PET にて骨メタ(左第7肋骨、股関節部位:股関節部位については医師は特に重要視はしていないようでした)、肝メタが認められました。
遺伝子スクリーニングではドライバーミューテーションなし (EGFR, ALK, ROS-1 すべて陰性)
治療経緯は三剤治療2レジメンをそれぞれ1クール(1次:アリムタ、カルボプラチン、ベバシスマブ。2次:ドセタキセル、ラムシルマブ)後、MRI にて奏効ないことが確認され、ニボルマブ投薬し現在に至ります。
ニボルマブ後の MRI、PET では胸膜、肝臓の腫瘍は 消失(PET 反応せず)現在は左右肋骨への転移(初回の PET では認められなかった右第7肋骨付近への転移が PET で反応) した状態です。

相談したこと:
患者の PS が1でこれまでの治療成績より、骨転移している箇所の腫瘍がPD(ニボルマブ投与後も消失せず)であることから、医師からは再度三剤治療(アバスチン、カルボプラチン、アブラキサン)を勧められていますがその他の治療手段を加味した上でこの治療法が一番奏効の可能性が高いと評価できるでしょうか。

患者がカルボプラチン剤の三剤治療時の吐き気に強い拒否感を示しており、
素人考えではありますが原発巣がニボルマブで消失しており、骨転移部位のみとした場合、平行して放射線治療で緩和とアブスコバル効果を求めることも現時点での選択肢として有用だと思うのですが、いかがでしょうか。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師