後脛骨筋腱の炎症に対する治療法

person30代/女性 -

後脛骨筋腱の痛みに対し、滑膜切除と足首不安定性の解消のために前距腓靭帯縫合を行いました。術後リハビリもかねて4か月ほど保存療法をしてきましたが、思うように効果が現れておらず、階段を降りる時など日常生活の一部でも後脛骨筋腱の炎症による痛みが残っている状態です。

思うように効果が出ていないのでMRIを取ったところ、軽い滑膜炎とともに後脛骨筋腱の萎縮が見られ、ケナコルトといったステロイド注射での効果もあまり見られていないことより、腱の移行術を視野に入れてもいいのではないかという話が出ました。腱自体はまだ切れていません。他にもPRPや体外衝撃波が選択肢としてはあるとのことでした。

リハビリの先生からすると、可動域を完全に戻すこと、筋力増強や過回内の癖を改善するなど、手術に踏み切るまでにまだできることはあるのではないかとのことなのですが、かれこれ数か月ずっと術後リハビリがほとんど進んでいないことへのフラストレーションもあり、今の段階で手術に踏み切るかどうかを迷っています。今年のタイミングを逃し、リハビリの効果が出ない場合、来年前半は仕事の都合がつけにくく、最悪5月くらいまでは手術ができないという事情もあります。

ちなみに、今までにやったことは以下になります。
- 超音波・電気・マッサージといった理学療法(週2~3回)
- 身体の使い方の癖や筋力を改善するための運動療法(週2~3回)
- インソール
- 後脛骨筋腱に対するステロイド注射(既に術後に3回打っています)
- 日常の活動制限(普段から歩く量が一般の人より多かったため)
- 蹴り出し補助・内反防止のためのテーピング(数か月の間毎日しています)

この状況下で腱移行術に踏み切るリスクや他に考えられる治療法等について、結論を出すための参考にさせていただきたく、助言を頂けましたら幸いです。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師