MRI.MRAの読影レポートの内容について
person40代/女性 -
昨年12月より両側内頸動脈狭窄症でフォロー中です。
主治医からは、今回のMRI、MRAで所見も良く安定しているので次回は半年後にフォローとのことでした。
読影レポートの【診断】の下記2つは今までで初めて見る内容なのですが、どのような意味なのでしょうか?
「r/o左中大脳動脈M1近位部開窓/側副細枝形成」
「左後大脳動脈P2近位部に狭窄が出現 」
良くなっているという意味でしょうか?
【所見】
・両側内頚動脈のC1~前大脳動脈A1近位部、中大脳動脈M1近位部の強い狭窄が認められる。
左中大脳動脈M1では近位部の強い狭窄に続く細径部に中大脳動脈の開窓ないし細径枝(側副路疑い)が認められる。
上記に二次的と思われる左中大脳動脈遠位の血流信号低下に著変を認めません。
左後大脳動脈後P2近位部にも分節性の狭小部が出現している。
後大脳動脈抹消の血流信号(比較的太く明瞭)には前回比経時的変化は指摘できません。
左大脳動脈P1、比較的細径の後交通動脈には経時変化は指摘できません。
他にMRA上新たな異常/経時変化は指摘できません。
・前回比左右内頚動脈C1~前・中大脳動脈近位端部の狭小化に著変を認められない。
【診断】
r/o左中大脳動脈M1近位部開窓/側副細枝形成
MRA像上、左後大脳動脈P2近位部に狭窄が出現しているが、末梢血流信号に経時変化は指摘できません。
・脳実質に虚血性病変その他、異常/経時変化は指摘できません。
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