強迫性障害について。

person30代/男性 -

文字制限があるので、今回は総論的な質問をさせて頂きます。

運転が出来ないとか、自分が癌になるのではないかと言う不潔恐怖があるので、私は強迫性障害だと思っており、私なりに精神科医の先生の記事や本を読んできました。

例えば、ある汚れを見つけると、「何の液体か分からない。もしかしたら発癌性があるのでは」と不安になり、癌になりたくないから手や服を洗ったりして、その汚れから回避します。

これは、誰にでも浮かぶ侵入思考を過剰にマイナスに捉えて、更にその増幅する不安をブレーキする事が出来ないから、その膨れ上がっていく不安を解消する為に強迫行為をしてしまう。

脳の機能障害なんだと頭ではわかっても、やはり繰り返してしまいます。

でも、昔のようにいちいち不安になったり、考えないようになりたいと思い調べていたら、治療の1つである曝露反応妨害法について、ある医学部のサイトには"ただし大事なのはあらゆる強迫行為をしないようにすることが大事です。少しでも強迫行為をしてしまうと治療の効果が薄れ ることがあります。"とありました。
やはり、本気で治したいなら、敢えて不安になるモノに積極的に曝露し、強迫観念が浮かんでも、強迫行為を絶対にしないでいくしか治癒にはつながっていかないのでしょうか?
以下は先生方の引用です。
"「認知」とは、物事のとらえ方や考え方のことですが、このタイプの患者さんでは現実以上に物事を悲観的に考えてしまう認知傾向が目立ち、その認知の歪みが元で強迫観念や強迫行為がおこっている"

"OCD患者の脳は前頭眼窩皮質や尾状核や帯状回全部の代謝活動が過剰に活発になっている。
神経回路の中の尾状核は思考と感情のギア・チェンジを受け持っている。
OCD患者は、これが正常に働かず、不安増幅にギアがロックされているような状態になっている。"

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