慢性呼吸不全のnppv適用について

person70代以上/男性 -

86歳の父親についての相談です。
今年の8/2に、肺炎と低ナトリウム血症で入院を始めました。
その後、8/18深夜に下血を起こし、8/19夜には夜間せん妄で一度だけ暴れてしまいました。
下血は3日に亘る輸血と止血剤で今のところ貧血は何とか収まっています。
ところが、基礎疾患である慢性呼吸不全で二酸化炭素が溜まりはじめ、8/19の血液検査で、paco2が異常に上昇し始めました。(77mg)
その後の血液検査で、自力で50mg台を2回出して比較的調子がよさそうな日もありましたが、8/2の結果でpaco2が再び80mgまで上昇しています。
本日、主治医の先生との面談でnppvを開始するかの質問が出ました。
病院側のミーティングでは、開始すべきという先生のご意見があったそうです。
(職位の高い先生のご意見です。)
一方で、nppvという治療法は患者に非常なストレスを与える実態もあると、主治医の先生に聞かされました。
*常時、肌に密着したマスクをしなければならない閉塞感
*密着したマスクから起こる皮膚疾患のストレス
*自分の力、ペースで呼吸をしなくなる事の弊害(自力で呼吸をする能力の衰え)
*見舞いの家族との会話が実質的に遮断されるストレス

今の父は8/18の下血事件後はずっと絶食となってしまっており、体力もかなり衰えています。意識レベルの低下に伴う嚥下機能の低下も予想され食事の再開の話は全く出てきません。

質問は、nppvという治療法は患者にかかるストレスや負荷が相当大きいものと覚悟して臨まねばならない治療法なのでしょうか?また、予後は良くないのでしょうか?

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