ヘモグロビン回復後もフェリチン減少継続の原因

40代/男性 - 2020/01/09

49才男性、膵頭癌で膵頭十二指腸切除後1年になります。アブラキサン、ゲムシタビン投与中、10か月経過。
11月23日に硬い黒色便と粘液に混じった潜血がでました。救急外来の検査でヘモグロビンが12.9(11月20日の値。普段12前後の値です。)から11まで低下していました。27日にも黒色便が少しあったものの、その後は明らかな黒色便はなく、1月9日には13.3まで回復。しかし、フェリチンが減少し続けています。
11月27日、Fe26、フェリチン149.5でした。その後フェリチンは71.8、64.9と下がり続けて、1月9日はFe72、フェリチン50.4。
ヘモグロビンが回復しているのに、下血から1か月半以上経って尚フェリチンが減少を続けるというのは、まだ出血が続いているということでしょうか。それとも下血で失われた鉄をいまだ補充している最中ということでしょうか。
主治医はヘモグロビンが回復しているので問題ない、と言っていました。
様子見されていたため、胃カメラは当方よりお願いして12月20日に行いましたが異常なく、出血源不明でした。大腸カメラは未実施です。11月23日に行った造影CTでは癌再発所見はありません。