子宮頸癌ステージIB1の開腹手術と腹腔鏡手術の選択

person40代/女性 -

こんにちは。1月に子宮頸部円錐切除術を受け、ステージIB1の子宮頸部腺がん(腫瘍サイズは幅1.5センチ、深さ2ミリ)と診断されました。3月に広汎子宮全摘で、子宮、膣の一部、基靭帯、卵管、卵巣、リンパ節を切除する手術を受けることになりました。

そこで、開腹手術にするか、腹腔鏡にするかで判断を迫られています。

執刀医の先生のお話では、LACCトライアルという研究で、ステージIB1全体では開腹の方が予後が良いとされているが、2センチ以下のがんに絞って統計を見ると、開腹でも腹腔鏡でも予後に大きな変わりはないとの事でした。

個人的には、どちらでも予後が変わらないのであれば、術後の回復も考えて腹腔鏡の方が望ましいと思うのですが、本当に2センチ以下ならば予後が同じなのか、という点で疑問をぬぐい切れません。

自分で色々調べると、LACCトライアルではやはり腹腔鏡の方が予後が劣ると書いてありますが、日本語では、先生の仰っていた2センチ以下では結果に差はないという根拠となる文献を見つけることができませんでした。英語で調べてみたところ、2センチ以下/以上での予後の差異が記載されていますが、サンプル数が非常に少なく、信頼できるデータなのかどうか疑問です。

また、別のサイト(international journal of oncology)では、扁平上皮癌であれば腹腔鏡の対象になるが、私のがん(子宮頸部腺がん、ステージIB1)では、腹腔鏡はふさわしくないと書かれています。

以上の情報を踏まえて開腹を選択すべきかな思うのですが、やはり、ドクターから直接聞いたことと、自分でネットで調べた情報と、どちらを取るかを判断した時に迷いが生じます。

他の先生のご意見をお聞かせいただけたら有難いです。宜しくお願いいたします。

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