空気感染に対する自衛策 person40代/男性 - 2020/03/22 マスクが無意味だとすると・・・ 換気以外に何か自衛策はないのでしょうか?【新型コロナウイルス(COVID-19)についての質問】 person_outlineNOBUさん 整形外科の医師が回答 navigate_next 感染経路には、飛沫感染と接触感染があると考えられています。 飛沫感染とは、感染者がくしゃみ。咳をする時に、飛沫(=しぶき)とともにウイルスが飛び散り、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染してしまうことで成立します。 基本再生産数(感染者一人が何人に感染させるかという数字)は、空気感染による感染力の強い麻疹(はしか)は15前後(12-18)であり、毎年冬季に流行するインフルエンザでは2前後です。今回の新型コロナウイルスは2よりも低いと予想されており、インフルエンザよりも感染力がやや低いのではないかと予想されています。空気感染が成立しているのであればより高い値になると思います。 空気中に3時間程度残留することが確認されていますが、厳密には空気感染とは定義されません。 コロナウイルスに対しては、通常のインフルエンザウイルスと同様の感染予防が有効だと考えられています。手指や顔を石鹸で洗う、うがい、粘膜を護るために湿度を50~60%に保つこと、などです。咳や発熱などの症状のある人に近づかない、人混みの多い場所に行かない、ということも重要です。 コロナウィルスの表面はエンベロープと呼ばれる脂質で覆われており、エタノールによる消毒が有効で、石鹸などの界面活性剤にも弱い性質を有しています。新型コロナウイルス(COVID-19)は、62~71%濃度のアルコール(エタノール)、0.5%濃度のオキシドール(過酸化水素水)、0.1%濃度の次亜塩素酸ナトリウムを使用すると1分以内に不活性化が可能となります。 誰もが抗体を有していない状況で世界的に爆発的に感染が拡大している状況ですが、現時点で日本国内においては個々の自制による社会的な抑制が比較的良好に機能していますので、通常のインフルエンザ予防策と同様にすることで問題はないと思います。 2020/03/22 navigate_next他15名の医師が回答しています 循環器内科の医師が回答 navigate_next マスクには多少の意味はあると思います。引き続きマスク着用、うがい、手洗いの励行で予防を徹底すると同時に、十分な睡眠、十分な栄養をとることも心がけてくださいね。 2020/03/22 makimonata 先生 その後体調はいかがでしょうか?お役に立てましたら嬉しいですよ。また何か不安なこと、疑問点などがありましたらいつでもご質問くださいませ。ご遠慮無用ですよ。 2020/03/23 makimonata 先生 またなんでもお尋ねくださいね。 2020/03/24 整形外科の医師が回答 navigate_next ないと思います。N-95のような高性能マスクをフィッティングテストをした後に着けるのは意味がありますが、一般の方には難しいです。 2020/03/22 精神科の医師が回答 navigate_next 人混みを避けて、手洗いなどしっかり行うと良いですね。 お大事になさってください。 2020/03/22 脳神経外科の医師が回答 navigate_next よほどの人混みとかでなければ、日常生活では空気感染は気にしなくて良いでしょう。 2020/03/22 小児内科の医師が回答 navigate_next 加湿をする、補中益気湯などの免疫をあげる漢方の内服などがいかがでしょうか 2020/03/22 予防医学科の医師が回答 navigate_next 人との距離を開ける、人込みを避ける、乾燥を防ぐなどでしょうか。 2020/03/22 消化器内科の医師が回答 navigate_next 先ずは人ごみと長時間密閉された空間にいることを避けて下さい。 2020/03/22 泌尿器科の医師が回答 navigate_next 人混みに行かない。手洗いをすることが大事だと思います。 2020/04/04 泌尿器科の医師が回答 navigate_next 人混みを避ける、手指洗浄をこまめに行うなどでしょうか。 2020/03/22 神経内科の医師が回答 navigate_next 換気くらいですね。 人混みをさけるのが重要です。 2020/03/23 精神科の医師が回答 navigate_next 適度な加湿、人混みを避けるなどでしょうか。 2020/03/22 精神科の医師が回答 navigate_next 加湿と人混みを避けるなどが必要でしょう。 2020/03/23 小児内科の医師が回答 navigate_next 空気感染の予防は、家でできません。 2020/03/22 小児科の医師が回答 navigate_next 加湿をしてみてください。 2020/03/22 一般内科の医師が回答 navigate_next 手洗いうがいなどです。 2020/03/22
整形外科の医師が回答
感染経路には、飛沫感染と接触感染があると考えられています。 飛沫感染とは、感染者がくしゃみ。咳をする時に、飛沫(=しぶき)とともにウイルスが飛び散り、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染してしまうことで成立します。
基本再生産数(感染者一人が何人に感染させるかという数字)は、空気感染による感染力の強い麻疹(はしか)は15前後(12-18)であり、毎年冬季に流行するインフルエンザでは2前後です。今回の新型コロナウイルスは2よりも低いと予想されており、インフルエンザよりも感染力がやや低いのではないかと予想されています。空気感染が成立しているのであればより高い値になると思います。
空気中に3時間程度残留することが確認されていますが、厳密には空気感染とは定義されません。
コロナウイルスに対しては、通常のインフルエンザウイルスと同様の感染予防が有効だと考えられています。手指や顔を石鹸で洗う、うがい、粘膜を護るために湿度を50~60%に保つこと、などです。咳や発熱などの症状のある人に近づかない、人混みの多い場所に行かない、ということも重要です。
コロナウィルスの表面はエンベロープと呼ばれる脂質で覆われており、エタノールによる消毒が有効で、石鹸などの界面活性剤にも弱い性質を有しています。新型コロナウイルス(COVID-19)は、62~71%濃度のアルコール(エタノール)、0.5%濃度のオキシドール(過酸化水素水)、0.1%濃度の次亜塩素酸ナトリウムを使用すると1分以内に不活性化が可能となります。
誰もが抗体を有していない状況で世界的に爆発的に感染が拡大している状況ですが、現時点で日本国内においては個々の自制による社会的な抑制が比較的良好に機能していますので、通常のインフルエンザ予防策と同様にすることで問題はないと思います。