基礎疾患の定義、意味
咳喘息と期外収縮の疾患がありますが
コロナウイルス等で話されているところの ”基礎疾患”を具体的に教えてください。
調べましたが
基礎疾患のある人で、、の定義がよく理解できません。【新型コロナウイルス(COVID-19)についての質問】
8名の医師が回答しています
厚生労働省のホームページによると、基礎疾患のある人とは、「糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方」です。
咳喘息と期外収縮は、含まれません。
喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの呼吸器疾患、肝疾患、腎疾患、心血管疾患などの主要臓器の慢性疾患が基礎疾患となります。
厳密な定義が存在するわけではありません。
簡単にいうと持病のことです。
咳喘息も期外収縮も基礎疾患といえば基礎疾患です。
が、期外収縮があるからコロナの死亡率があがるかというとそうではないと思いますので、コロナの死亡率を論ずる上ではおそらく重要な基礎疾患ではありません。ただあなたが今後重度の不整脈になった場合は、期外収縮が指摘されていたことが有益な情報となり得ます。このように文脈に応じて重要な基礎疾患とそうでない基礎疾患が出てくる、といった感じです。
基礎疾患A、B、Cがある人は基礎疾患がない人より死亡率が高いが、基礎疾患Dがある人は基礎疾患がない人と同じ死亡率。しかしABCD vs 基礎疾患なし、の比較では前者が死亡率が高くなる。
簡単にいうとこんなかんじです。