胆管肥大の手術の要否
60歳男性です。
健康診断で胆管肥大を指摘され、精密検査の結果以下の診断でした。
(1)胆管と膵管の合流点が十二指腸のところでなく、膵管の上流の点である。
これは生まれつきの奇形である。
(2)そのために、膵液が胆管に逆流しそれ故に胆管が正常の5〜6倍に拡張している。
(3)肥大した胆管の内部に10mm以上の大きさの胆石が存在している。
したがって以下の理由により早期の手術を勧めたいとの結論でした。
A:胆汁と膵液が胆管内で混じっていると胆管癌になる可能性が大きい。
B:胆管に比べて細い膵管に合流しているので、胆石が下りて言った場合詰まってしまい
重大な発作を起こす可能性が高い。
しかし本人は今現在もこれまでも、このことによると思われる痛みも不具合も一切感じておりません。生まれつきであるなら60年間なんともなかったのに、あと20年も生きればよい今となって、大変な手術を敢えてすべきかどうか迷っております。
(20cm以上の開腹と2週間以上の入院が必要とのこと)
手術しないリスクとするリスクの天秤になるわけですが、手術の要否について
ご意見がいただきたくお願いいたします。
セカンドオピニオンを得るべく、別の病院でも見てもらいましたが、上記Aの理由で
手術を勧められました。(Bについては、膵液が押し上げるので合流点まで胆石が
下りることはないだろうとのことでしたが)
以上よろしくお願いいたします。
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