53年前の肩鎖関節脱臼の後遺症

person70代以上/男性 -

53年前に柔道で右の肩鎖関節を脱臼した72歳の男性です。骨に損傷は無く、外科的処置をせずに最近まで特段の問題はありませんでした。しかし、今冬から肩を動かす際に痛みを感じ、腕を上げることが出来なくなりました。本欄に先日相談したところ整形外科での診察を勧められ、本日、大学病院の整形外科で診察を受けてきました。X線撮影・MRI画像・および動作時の痛みの発生具合の直接診察から、「肩鎖関節が亜脱臼の状態にある。上腕の運動によって肩鎖関節が外れたりはまったりしていて、その度に痛みが出る。さらに腱が加齢で傷んでおり、それが痛みを増していると思われる。」との診断をいただきました。治療法としては「出たり入ったりする部分の骨を1~2cm削ることで痛みが取れるのではないか。そのような外科的処置以外での改善は期待できない。」とのことで、1か月後の再診時にどうするか、私が判断することになっています。そこで判断するために伺いたいのは、肩鎖関節の噛み合い部分の骨を削るという事は、肩鎖関節を除去することに等しいと思うのですが、そのことで新たな不都合が生じないのかという心配です。いかがでしょうか?
 なお、現在の痛みの程度は1月,2月よりは軽くなっている感じがしており、おそらく暖かくなり始めているためと思われます。また、上腕の動きによって肩鎖関節がはまったり外れたりすることは、脱臼後ずっと続いており自分で気づいていました。(ズレ自体がひどくなったようには思えません。)ズレが痛みにつながるようになったことが最近の症状だと思われます。

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