非小細胞肺がんで薬剤性間質性肺炎があっての薬物療法

person70代以上/男性 -

77歳の父が非小細胞肺がんステージ4の状態です。
脳に転移があったため、ガンマナイフ治療を行い、経過は良好です。
原発腫瘍は右肺にあり、脳以外の転移は、検査ではありませんでした。
非小細胞肺がんで、EGFR遺伝子変異陽性のため、分子標的薬第3世代のタグリッソを内服しましたが、約1カ月後、薬剤性間質性肺炎のため投与中止になりました。
※薬剤性間質性肺炎はプレドニン内服ですぐに落ち着き、現在は内服していません。
一端、原発腫瘍は小さくなりましたが、時間の経過とともに拡大しました。
他に転移がみられないこともあり、積極的治療を父が希望していることから、
標準治療の枠から外れていますが、原発腫瘍を重粒子線で治療を行いました。副作用もなく、経過は良好です。
しかし、播種があったため、今後の治療の選択肢としては薬(化学療法)しかないと考えています。
ただ、高齢者であること、間質性肺炎の増悪の可能性があるため、分子標的薬が使用できす、細胞障害性抗がん剤は体力面や間質性肺炎以外の副作用も心配であることで、主治医はこれ以上の治療を勧めていません。
ネットや専門書で調べると、抗がん剤の一次治療であれば「カルボプラチン+パクリタキセル」が過去の事例を見ると、前向きな報告がありました。
※2次治療では単剤で「S-1」「ビノレルビン」「ドセタキセル」辺り。
分子標的薬の再投与は、増悪リスクが高いとのことですが、ステロイド剤を内服することで、増悪がなかったとの1事例もありました。
間質性肺炎の増悪リスクはどの薬もあります。
父が今後も治療を希望しているため、何か手段をと考えています。
※血液検査は良好です。
この現状で、先生方であればどの薬を選択(可能性)がありますか。
また、近々、新薬の可能性、エビデンスのある免疫療法等は出てきませんか。
お願いします。

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