タグリッソ治療後、オプジーポ治療の実施は可能か。

person70代以上/男性 -

何度も治療に関して、質問をさせて頂いています。

肺腺癌(EGFR遺伝子変異陽性)、ステージ4(脳転移・胸膜播種で胸水)の
77歳の父です。

過去の治療履歴を簡潔にお伝えします。
診断時、右肺がん腫瘍(3.5cm)、脳転移あり。
脳転移のため、ガンマナイフ治療を実施。経過、良好。

検査で、EGFR遺伝子変異陽性のため、タグリッソ錠(80mg/日)を内服、
約1か月後に体調不良で、CT検査で薬剤性間質性肺炎が確認。内服中止。
プレドニンを内服後、
薬剤性間質性肺炎が改善し、落ち着く。

積極的治療を希望したため、別の医療機関で標準治療ではないが、
原発腫瘍に重粒子線治療を実施。経過、良好。

重粒子線治療以前に胸水が確認されていたため、
穿刺で約300cc胸水を抜く(2週間後の検査で、胸水はほぼ増えていない。)。

重粒子線治療後、約1カ月後に再度タグリッソ(減量)とプレドニンを併用で内服。
1週間後に体調不良で通院、薬剤性間質性肺炎の再燃が確認され、
タグリッソの内服中止。
再度、プレドニンのみ増量で内服。
すぐに体調改善、薬剤性間質性肺炎が落ち着いている状況。

血液検査の数値および体調が良好のため、
薬剤性間質性肺炎が十分に落ち着き次第、
次の治療を検討している段階です。

今回、タグリッソが体質に合わなかったため、
次の治療として、オプジーポを検討したいと父が言っています。

ただ、オプジーポは間質性肺炎再燃のリスクが再度あり、
今回とは逆になりますが、オプジーポの次にタグリッソは間質性肺炎発症のリスクが
かなり高いとの報告を確認しています。

実際にオプジーポ治療、現状で可能性があるのでしょうか。
教えてください。

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