膵臓ガン 2次の化学療法の選択肢について

person60代/男性 -

膵臓癌の手術(膵頭十二指腸切除術)後にS-1による補助療法を略終了する段階で腫瘍マーカー(CA19-9)が103に上昇、CT、MRIで検査の結果、肝臓への転移と診断され、今後FOLFIRINOX療法による抗がん剤治療を受ける予定です。私の場合、手術前の補助療法として
ゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法を行ったけれど、1クール目の投薬4日にして皮疹が体中に広がり、継続をあきらめた(即、手術とした)経緯があることから、FOLFIRINOX療法後の2次治療にゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法が使えないことが大変気がかりになっています。ついて、以下について教えて下さい。
1.皮疹を抑える薬剤を使うなどの対策で、2次治療にゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法を適用することは考えられることでしょうか。
2.今年3月に厚労省が承認、6月に発売されたオニバイド(一般名:イリノテカン塩酸塩水和物(ナノリポソームイリノテカン))はゲムシタビン耐性の進行膵がん患者さんの2次治療を想定しているようですが、1次治療にFOLFIRINOX療法を使った患者にも有効な選択肢として考えられるでしょうか。
3.化学治療の進め方としてFOLFIRINOX療法で治療しつつ、並行してバイオマーカーをチェックして、抗PD-1抗体薬ペンブロリズマブ(商品名キイトルーダ)を2次治療として位置付けることは有意なのでしょうか。こうした阻害薬にはキイトル―ダ以外にも治験の進んでいる薬剤がいくつかあることから、1次治療を進めつつ平行して自分にあった阻害薬を標準診療として進めることは、そもそも可能なのでしょうか(1次治療が効かなくなってからでは時間もかかることから)
以上よろしくお願いします。

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