Q

凍結胚の胚移植について

今回顕微授精を受けましたが卵巣が腫れたため、胚移植は秋まで延期することになりました。その際、自然周期かホルモン補充かで迷っています。どちらのほうが着床率は高いのですか?今通っている病院では自然のほうが少し高いとおっしゃるのですが、本とかではホルモン補充の方が
確率は高いと書かれています。ホルモン補充は病院に通う回数が多くなるし、医療費が上がるから自然がいいのではと言われたのですが、できるだけ安全で確率が高いほうを選びたいので迷っています。ちなみに生理周期は42日ですが、排卵誘発剤を使うと30日前後で生理がきます。
アドバイスどうぞよろしくお願いいたします。

質問者:ノリコ さん

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

結論からいえば、その人が自然排卵があるかどうかで変ってきます。以下、長くなりますが説明いたします。

受精卵が着床しやすい条件として、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の比率が適正であることがひとつの条件になります。

体外受精で排卵誘発剤を使用するのは、より多くの成熟卵を得るということもひとつの目的です。しかし、たくさんの卵胞を発育させ、卵をとると、卵胞ホルモンが過剰となり、二つのホルモンの適正なバランスが崩れ、受精卵の着床率が低下します。このため、受精卵を子宮へ戻すことを延期したほうがいい場合が発生します。また、多くの受精卵が得られた場合、いっぺんに戻すと多胎の問題が生じるため、凍結受精卵の形で保存することになります。

凍結受精卵の胚移植の場合に、排卵誘発をおこなうか否かを決定する大きな因子は、経済的なこと以上に、自然排卵があるかどうかです。

自然排卵がなければ、排卵までの子宮内膜の増殖や黄体ホルモンの上昇もおこりませんので受精卵の着床の条件が整いません。ですから、排卵誘発が必須になります。

一方、排卵誘発にて卵巣過剰刺激が起こる可能性が高いなら、また、卵胞ホルモンが過剰になりますので、自然排卵があるならば、むしろ自然経過のほうがよくなります。

一般的な妊娠成立の確立はあくまでも全体の評価であり、どちらが、よいかは個々のヒトによって異なります。いずれの場合でも、受精卵を子宮に戻した後、黄体ホルモンの補充を行うことが一般的です。

ノリコさん

自然周期と排卵誘発剤を使った胚移植はよくわかりました。ありがとうございます。
あともう一つ知りたかったのはホルモン補充移植というやり方です。内膜をホルモン補充で厚くして、胚移植の
時期を人工的に決める方法です。この方法と自然周期(+排卵誘発剤)の方法で迷っています。
ご回答よろしくお願いいたします。

hero2005 先生

ホルモン補充で外部のホルモンで内膜を反応させると、医療側は計算された時期に計画的に胚移植できるという利点、もちろん、患者さまもこの日にという計画が立てやすいといえます。

自然にまつか、時期を計画的にするかは、臨機応変に対応できる施設なら大差ないでしょう。

ノリコさん

どうするかもう少し考えてみます。できるだけ妊娠の確率があがる方を選びたいと思います。ありがとうございました。

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