遺伝性の大腸ポリープについて

person10代/男性 -

44歳の父親が大腸ポリープを切除してもらい
結果で、遺伝性なので家族に伝えるようにと
言われた様です。

子供は19歳、16歳の男の子です。

母親の私も大腸ポリープは切除したことがあります。遺伝性とはいわれていないです。

父方、母方の祖母ともに盲腸がんです。

自分なりに調べてみたところ
遺伝性でもいろいろありました。

主人の場合はこれなのでしょうか?

また、結果を添付致します。
よろしくお願い申し上げます。

HNPCCとは

常染色体優性の遺伝的素因による大腸癌であり、

1.家系にがんが多い(大腸がんや、子宮がん(子宮体がん・子宮内膜癌)、胃がんが多いです)
若くしてがんができる
2.1人の人に何度も(あるいは何個も)がんができる

という特徴があります。

HNPCCの大腸がんの特徴を挙げますと、

1.若くして大腸がんができることが多い
30、40歳台またはそれ以上の年齢で発生する場合が最も多いですが、時には20歳台、まれには10歳台で発生することもあります。

2.がんが複数できることがある
おなじ大腸に同時に複数できることもあるし、一度がんが治っても大腸の別の場所にできることもあります。

また大腸だけでなく、大腸がんと胃がんや、大腸がんと子宮がんなど、複数の臓器のがんができることもあります。

3.右側の大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸)にがんが発生することが比較的多い
一般の大腸がんの場合は右側約3割・左側約7割ですが、リンチ症候群の場合、右側約5割・左側約5割です。

ということになります。

HNPCCではミスマッチ修復遺伝子の異常によっておこるマイクロサテライト不安定性という現象が高頻度で見られます。

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