HPVワクチン接種をすべきかどうか

person10代/女性 -

高校一年生の娘に対し市の方から、HPVの接種に対し案内がありました。噂では酷い副反応が時々発症するリスクがあると聞いているのですが、受けさせるべきか悩んでいます。子宮けいがんのリスクと重い副反応が発症するリスクを比べるとどっちが高いのか、またワクチンもサーバリックスとガーダシルの2種類を選択するのですが、どちらの方が重症化リスクが低いのか、また海外にもっと良いワクチンがあると聞いているのですが、それが国内で認証されるのを待った方が良いのか、などについてアドバイスいただけないでしょうか。

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どちらがいいとかはっきりわかってないです。
簡単にはどちらも有効性は証明されています。
重症化とかもあまり差はないと思います。
いま推奨してないのは世界で日本ぐらいです。
将来子宮がんになるリスクを考えるとワクチン投与は副作用のリスクを考えても
はるかに有効と言われています。
どうかお大事になさってください。ご質問ありがとうございました。

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患者目線のクリニック

相談者さん

yoiyoi 先生 へ

ありがとうございました。
いただいた内容で検討します。

日本産科婦人科学会の広報ページです。参考になさってください。
http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4
関連する部位を抜粋しますと
「子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡」
「慢性の痛みや運動機能の障害などHPVワクチン接種後に報告された「多様な症状」とHPVワクチンとの因果関係を示す根拠は報告されておらず、これらは機能性身体症状と考えられるとの見解が発表されています。また平成28年12月に厚生労働省研究班(祖父江班)の全国疫学調査の結果が報告され、HPVワクチン接種歴のない女子でも、HPVワクチン接種歴のある女子に報告されている症状と同様の「多様な症状」を呈する人が一定数(12〜18歳女子では10万人あたり20.4人)存在すること、すなわち、「多様な症状」がHPVワクチン接種後に特有の症状ではないことが示されました。さらに、名古屋市で行われたアンケート調査では、24種類の「多様な症状」の頻度がHPVワクチンを接種した女子と接種しなかった女子で有意な差がなかったことが示されました。HPVワクチン接種と24症状の因果関係は証明されなかったということになります。」

ということで、接種による危険性よりも子宮頸がんリスクの方が明確に高いと考えられます。
ワクチンの差で副反応に差が出たという話は聞きません。
ワクチンの認証を待つのも良いかもしれませんが、年齢的に公費助成から外れたり、そもそも承認されなかったりと、いいことばかりではないかもしれません。
ということで
・接種おすすめ
・種類は問わず
の方針を推します。

相談者さん

埼玉 泌尿器 先生 へ

詳細にありがとうございました。
いただいた内容で検討いたします。

子宮けいがんのリスクと重い副反応が発症するリスクを比べると、HPVワクチンは受けた方が遥かに良いと考えます。
一時期HPVワクチンでの副作用が、マスコミの偏向報道もあり大きく取り上げられました。その後HPVワクチンを行いにくくなり、20ー30年後の日本女性の子宮頸がんの発症率の増加を大変懸念しています(G20の諸外国で、HPVワクチンが普及していないのは日本だけです)。
2種類のワクチンの効果・副作用の出現率には差がありません。海外でのワクチンも、現在国内で使用可能なワクチンと著差はありません。

相談者さん

moriwaki 先生 へ

ありがとうございました。
いただいた内容で検討いたします。

副反応が起こるのは稀なケースであり、
ワクチンを受けずに子宮頸癌を発症するリスクの方がはるかに高く、
受けることがお勧めされます。
バリックスとガーダシルでリスクの差はないです。

少しでも参考になれば幸いです。
他にも気になることがあれば遠慮なさらずお気軽にご相談下さい。
(お役立ち投票につきましても励みとなりますのでご評価のほど宜しくお願いします)

相談者さん

南方 大和 先生 へ

ありがとうございました。
いただいた内容で検討したします。

基本的には受けるべきだと考えます.
副反応が起こるのは稀なケースであり,ワクチンを受けずに子宮頸癌を発症するリスクの方がはるかに高いと考えます.
なお,バリックスとガーダシルでリスクの差はないと考えます(もし有意な差があれば,危険なものは使用されません).

相談者さん

雪国の画像診断医 先生 へ

早速にありがとうございました。
妻と相談し決定します。

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