軟膏のやめ時について

person40代/女性 -

11月に入り肛門に痒みを感じ市販の軟膏を使用しましたが改善されず近くの肛門科に行きました。レスタミンコーワクリーム1%をいただいたのですが使用したところ痒みが酷くなり次の日11月10日に別の肛門科に行き診てもらったところ切れたあとがあるとの事と、痒みが酷いので内服薬のペポスタチンべシル酸塩錠10mg.ポラザG軟骨、キンダベート軟膏0.05%を14日分もらいました。おかげでだいぶ良くなったのですが痒みが治りきらずもう一度25日に病院に行き内服薬とステロイド剤をもう一度いただいてきました。それから2日程で完治したので薬をやめたところまた痒みがでてしまいました。なので、また薬を使用してるのですがどのタイミングで薬をやめて良いのかわかりません。
よろしくお願いします

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ご質問をありがとうございます。
ある程度改善した後も1週間ほどは余分に塗布されてもいいと思います。
皮膚が弱い部分ですので改善後はこまめに保湿することも重要です。
手持ちに保湿剤はありますか。

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相談者さん

新潟の皮膚科医 先生 へ

お忙しい中ありがとうございます。
保湿剤とはどういったものが良いのでしょうか?また、内服薬も余分に飲んでいた方が良いでしょうか?

新潟の皮膚科医 先生

お返事をありがとうございます。
ヒルドイドやプロペトがいいですね。
市販薬ですと白色ワセリンがお勧めです。
内服薬は痒みがなければ中止されていいですよ。

新潟の皮膚科医 先生

その後の経過はいかがでしょうか。
些細なことでも構いませんので、またいつでもご連絡をお待ちしております。
お時間のあるときで構いませんよ。

相談者さん

新潟の皮膚科医 先生 へ

こんばんは。遅い時間に失礼致します。
おかげで今のところ症状は落ち着いているのですが教えていただいたように何日か余分に塗布した後保湿剤を使用してみようと思います。
わかりやすくご説明いただき本当にありがとうございます

新潟の皮膚科医 先生

お返事をありがとうございます。
ご検討くださいね。
あとは痒みに対して抗ヒスタミン剤の内服もお勧めではあります。
市販薬ですとアレグラやアレジオンなどですね。
試してみてはいかがでしょうか。

新潟の皮膚科医 先生

また何かご不安なことがありましたらいつでもご連絡をお待ちしております。
あまり無理はなさらないでくださいね。

レスタミンでかゆみが増したとのこと。
まれなことと思いますが、肛門湿疹として治療を受けたと思います。
ステロイドの塗布で症状が悪化していないので真菌症ではないようですね。

この場合、強いステロイドを2週間ほど塗って、
その後弱いステロイドに変更して、
最後にアズノールなどを使って保湿をはけるのが良いようです。
完治まで6週間以上かかることもありますのでその旨説明して治療にあたっています。

多くの肛門科のドクターはこの一連の流れを知っていると思いますが、
初診時に診断に難渋して薬の投与後の経過を見て治療方針を変えることがあります。
今後は、予後ほどのことがない限り病院を変えずに治療を受けることが大切と思います。

かゆみに原因として、静脈瘤性外痔核や浅い切れ痔を否定することは大切です。
便秘や下痢をしないことも大切ですし、お分かりと思いますが辛い物も避けるべきです。

相談者さん

Dr hemohemo 先生 へ

こんばんは。遅い時間に失礼します。
この度はお忙しい中ありがとうございます

完治までに時間がかかるのですね。
強いものから弱いステロイドにとの事ですが処方されたものから市販のものに変えた方が良いでしょうか?またアズノールはドラッグストアなどで購入出来るのでしょうか?

Dr hemohemo 先生

市販薬ですか。
通院が大変であれば、保湿目的にワセリンでも良いでしょうが・・・。

私の場合、2週間ごとに合計3回通院していただきます。
多くの場合痔疾患を合併していますので、ネリザ軟膏→強力ポステリザン軟膏→アズノール。
という風に処方することが多いです。

その都度、病変を写真に撮って改善していることを確認します。
再度かゆみを生じて再受診した場合は、2回ほどの受診で済ませることもあります。

肛門周囲の皮膚疾患には、カンジダなどもありますので、
きちんと診察を受けてから病変に見合った軟膏を処方してもらうことが大切と思います。

相談者さん

Dr hemohemo 先生 へ

こんにちは。
ご丁寧にありがとうございます。
保湿も大切という事ですね。
市販薬に手は出さず何かあれば同じところに通院したいと思います。

Dr hemohemo 先生

それがよろしいと思います。

肛門周囲の皮膚疾患はそれだけで研究会のテーマになることもあります。
原因や病態が様々であり診察せずに治すことは困難と思います。

相談者さん

Dr hemohemo 先生 へ

こんばんは。先日はありがとうございました。あれからですが症状が良くなり薬を止めるとぶり返し…が2回程あり、膣カンジタ になってしまって(今は完治しました)

今日、通院しているクリニックに行きその旨話したのですが痒みに対して他に出せる薬はなく、とにかく洗い過ぎたり拭きすぎたりしないようにと言われました。
またステロイドをこれ以上続けては良くないとの話しでしたが、ぶり返す辛さがあり私自身どうして良いかわからずという感じです。仕事にも影響してしまう程なので。
保湿も大切との事でしたので白色ワセリンも使ってみたのですがだめでした。
他医院でも診てもらったほうが良いのでしょうか?

Dr hemohemo 先生

少しまとめてみましょう。

11月に肛門にかゆみを生じて、A肛門科を受診。
レスタミンコーワを処方してもらったが、かゆみが悪化。

11月10日にB肛門科を受診。
かゆみの原因として、切れ痔もあるとの診断。
ボラザG軟膏とステロイド軟膏、抗アレルギー剤で治療。
2週間で改善したが、地固めの治療を2日しかせずに再びかゆみがでる。

キンダベートの次にもっと弱いメドロールを塗ってヒルドイドのような
保湿剤で仕上げをするのがよかったのかもしれません。

その間に、カンジダを発症したけれど現在は治癒している。
ステロイドが、膣近くまで回ってしまったのでしょうか?

現在は、11月10日の状況に戻ってしまったようですので、
再度、段階的な治療を受けるべきと思います。

中程度の強さの、キンダベート。
弱いステロイドの、メドロール。
仕上げに、ヒルドイドのような保湿剤。
合計6週間の治療になります。

しかし、もしも肛門周囲の真菌感染であるとうまくいきませんので、
真菌症を鑑別したうえでの再度の治療が必要です。

同じ病院で治療を継続するのが、良いと話しましたが、
軟膏の種類が1種類しか選択できないのならば、
皮膚科受診のほうがよいのかもしれません。

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