繊細であることによるストレス

person20代/男性 -

以前、テレビで繊細さんという人がいることを知りました。
他の人よりも様々なことに気がつきやすく、ストレスに感じてしまいがちです。
まだ20代で、以前は自分に自信があったのですが、今は悲観的にとらえることが多く、
情けないと思うことも多くなりました。
自分は運が悪いと考えることも多く、頑張っても最終的にはどん底に落とされるだろうと
おびえてしまいます。

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抑うつパーソナリティ障害の可能性が否定できないかもしれません。
このパーソナリティ傾向は、何事にも努力を要し、楽しい経験というのがあまりなく、日常生活で必要なことはこなせますが、不全感が強いといわれます。

パーソナリティは、治療によって即座に変えることは困難ですが、時間をかけて前向きに変えてゆく事は可能です。
それまでの間、このパーソナリティの方は抑うつ状態に陥りやすいので、それに対する治療は有効だと思います。

薬の助けを借りたり、周囲に支えてもらったりして「なんだ、たいしたことじゃないじゃないか」と感じる体験を積み重ねることで、少しずつ前向きに変わっていただけると思います。

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HSPのことですね。HSPは米国の臨床心理士さんが提唱した概念で、正式な病名ではありません。もともと繊細で感受性が高い性質・傾向を表しており、豊かな感性、物事への深い捉え方など、良い面が沢山あります。何事も、プラス・マイナス両方の側面があるものですので、マイナスばかりをお気になさられず、プラスの面を伸ばして行かれますとよろしいかと存じます。どうぞ、御大切になさってください。

20代で自信を持つ、ということは難しいかもしれません。社会に出ていろいろと現実に直面しますので。少しずつ経験を積み重ねていきましょう。

うさぎ様
ご心配のことと存じます。
小生は田舎の人間ですが、学生時代に実習で東京のオフィスビルに行ったことがあります。ものすごく広いフロアが見わたす限りはちの巣のようにパーテーションで仕切られていて、その中に人が1人ずつ入っていて働いているのを見ました。なぜだかわかりませんが一瞬で、ああ、自分はこんなところで働きたくない、と思いました。
うさぎ様が都会にお住まいかどうかわかりませんが、まわりに人が多すぎるといやおうなくこのような症状が出るのではないでしょうか。
寒い季節に海に入ればだれでも凍えそうになります。それを錠剤でなおすことはできません。それとおなじで、ただ環境に適応できないだけで病気といわれるのであれば、思い切って環境を変えてみるのも一案かもしれません。体の声に耳を傾け、このお正月休みにゆっくり考えてみるのも良いかもしれません。
ご参考になれば幸いです。

ご相談ありがとうございます。
繊細さんの本というタイトルの本が売れているようですね。
その本の中には、対処法も載っていました。縁の太いメガネをかけたり、耳栓やマスクをするなども有効な方法として紹介されていました。
サイトにも対処法がいくつも出ていますので参考にされると良いと思います。
繊細な人は他人への共感力も強いので、疲れやすい分、他人への思いやりも強い方だと思います。

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