てんかん薬カルバマゼピンの血中濃度を上げる方法とリボトリールの安全性について教えて頂きたく存じます。

person10代/男性 -

右前頭葉から右側頭葉にかけて良性の腫瘍がある難治性てんかんの16歳の息子の相談です。血液検査を行った時点での日々の服薬量は、カルバマゼピン600ミリ、ヒダントール200ミリ、フィコンパ4ミリ、レクサプロ10ミリ、CBD600ミリです。血中濃度はカルバマゼピン3.9、ヒダントール15です。(2種までしか血中濃度は測れないということですので、その他の薬については計測しておりません。)その一ヶ月前はビムパットとヒダントールを入れ替える途中で、カルバマゼピン600ミリ、ヒダントール300ミリ、ビムパット150ミリ、レクサプロ10ミリ、CBD200ミリを摂取していたのですが、その時の血中濃度は、カルバマゼピン5.8、ヒダントール37.0でした。ヒダントールによる目眩が酷くなり、その後減薬しました。CBDを始めたのはこの3ヶ月で、その前はカルバマゼピンをベースに数年掛けてラミクタールやイーケプラ、ビムパットを上限値まで試して来ました。その頃はカルバマゼピンの血中濃度は10前後ありました。
 カルバマゼピンの血中濃度が高かった時と、現在の症状の比較をしますと、発作の回数及び前兆共に今のほうが多いと言えます。ヒダントール服用前は3,4日に一回程度の発作が、現在では3日に2回の頻度で起こっています。ヒダントールがカルバマゼピンの代謝を促しているかと思いますので、取り敢えずヒダントールを減らさずにカルバマゼピンを増やしてはどうかと思っております。すでに600ミリ飲んでいるということで、医師は慎重に行うほうが良いと言っています。また、医師はヒダントールを止めてリボトリールを始めることも考えているそうですが、ベンゾジアゼピン系の薬は依存性や耐性の観点から、私どもは心配があります。
 カルバマゼピンの血中濃度を上げる方法と、リボトリールの安全性について御教授頂きたく存じます。お願い申し上げます。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

1名の医師が回答しています

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師