脾臓の良性腫瘍は摘出すべき?(海外赴任前)
person30代/男性 -
(質問の要旨)脾臓の良性腫瘍(4cm)を抱えたままで海外赴任(5年間)に出向いても問題なさそうか、ご意見頂戴できますでしょうか。
(経緯)3年前に初めて受けた人間ドックで「脾臓に何かある」と指摘され、「血管腫だろう」との診断で経過観察になっていました。
以後も毎年人間ドックで同様の指摘を受けていました
今回、海外赴任が決まりました。
赴任前の健康チェックとして人間ドックを受診したところ、腹部エコー検査にて、脾臓の腫瘍について「精密検査が必要」と言われ、造影CTを受けました。
<造影CT所見>
・腫瘍を栄養する動脈が太く、血流豊富
・正常組織との境界不明瞭
・大きさ4cm
この所見から「悪性腫瘍の可能性も否定できない さらに精査するように」と言われ、総合病院の外科を紹介受診しました。
そちらでは、悪性リンパ腫や他臓器からの転移性の腫瘍もうたがい、
・造影MRI / 造影CT / PETCT(いずれも全身)
・腫瘍マーカーを含む血液検査
を行っていただきました。
結果、PETCTでは脾臓にもその他の臓器にも明らかな集積像はなく
造影MRI、造影CT、血液検査の結果からも、悪性腫瘍をうたがう所見に乏しいとのこと。
「脾炎症性偽腫瘍もしくは脾過誤腫の疑い」とのことで、摘出は不要と言われました。
(質問)
4cmもある腫瘍を放置したまま5年間の海外赴任に出向いても大丈夫でしょうか?
これからも大きくなりそうですし、すでに脾臓のある部分に違和感を覚えています。
破裂のリスクなど恐ろしいです。
「脾臓の腫瘍は非常に珍しく、よくわからない」と医師に言われました。このようなサイトで特定の団体や医師名を紹介していただくことはできないと思うのですが、専門医を探す方法だけでも教えていだけますと幸いです。
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