直腸 カルチノイド 神経内分泌腫瘍 NET

person40代/男性 -

肛門縁から5センチのところにできた8mmの腫瘍をESDにて切除。病理結果が出ましたので質問させてください。

【病理組織学的診断】
部位 : [直腸]
Rectum, ESD
Carcinoid tumor, NET1
Surgical margin: negative
【所見】
粘膜固有層から粘膜下層にわたり長径4.5mmの腫瘍が認められる。円形核を有する円柱状細胞が索状に配列し増殖している。
腫瘍細胞はchromogranin A(-), synaptophysin(+), Ki-67(1%)であった。carcinoid tumorである。
静脈侵襲あり。リンパ管侵襲は明らかでない。
【胸腹単純CTと造影CTの検査結果報告】
部位 : 胸部~骨盤部CT
直腸NETに対して内視鏡治療後。
積極的に遺残病変を疑う所見なし。
穿孔の所見なし。
転移を疑う所見も指摘できません。
結腸憩室(+)
その他特記すべき所見はありません。
【診断】
直腸NETに対して内視鏡治療後、転移を疑う所見は指摘できません。

主治医からは経過観察で良いだろうと、半年後に内視鏡とCTをやろうと言われています。
静脈侵襲しているので推奨されるのは手術だと思いますが、静脈侵襲以外の結果は悪くないと思うので手術か経過観察か未だに悩んでおります。
質問1
血液の流れ、リンパ液の流れ、転移する流れなど今一つ理解できていません。
静脈侵襲とリンパ管侵襲の違い、どちらが危険なのか、それぞれの怖いところなども教えてください。
質問2
ESD後、1ヶ月が経ちましたが、外科手術を決断するまでの猶予はどのぐらいありますか?
質問3
病理結果に書かれている腫瘍細胞はchromogranin A(-), synaptophysin(+)はどういう意味でしょうか?

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