Q

患者の気持ちへの理解度

病気をかかえた患者というのは、普通の人よりナーバスで不安も強いと思います。自分の病状の説明等を医師により丁寧にしてもらいたい気持ちも強いと思います。
医師側は丁寧にしているつもりでも、患者の不安が消えない場合もあります。医師には病気を治すだけではなく、そんな患者の気持ちも理解してもらいたいし、精神的にも支えてもらいと思うのですが、難しいのでしょうか。
もちろん、そのように考えてくださっている医師も大勢いると思います。でも、全ての医師にそれを望むのは無理なのでしょうか?
こちらに解答を下さっている先生方は、どのようにお考えでしょうか。

質問者:山田 さん

C.U.泌尿器科 先生
泌尿器科

C.U.泌尿器科 先生

ここで返答して居る医師は皆、報酬無しで自分の時間を削って
返答しています。
何故かは独り独り違うと思います。
因に私は同様な質問を患者さんから受けた場合の「鍛練」と
捕らえています(失礼でしたら申し訳ないです)。
最近、自分なりの余裕が出て来たのか、従来通りの一通りの説明の
後に「大丈夫ですか?何か判らない事はありませんか?」と
患者さんに話し掛ける余裕が出て来ました。
大抵の患者さんは、それまでの不安そうな表情がその後和らぎます。
「何時でも何でも質問して良いんだな」と思って頂けるようです。
ほんの5秒程のコメントですが、これが自然に言えるようになるのに
12年掛かりました(私が遅すぎ?)。
また、検査結果が悪かった人や、予定の日時にいらっしゃらなかった
方には自分から電話して状態を確認してます。
私達も「プロ」として患者さんに接していますから、相応の対価は
必要と思っていますが、患者さんが要求や状態を私達に伝達出来ない、
あるいは治療をサボって仕舞うのを患者さんの責任とだけ一方的に
はねつけるのもどうかと思っています。
そうした方々に連絡を取るのも「プロ」としての方法論の一つかな、
と、思えるのに10年掛かりました。

芋ようかん 先生
血液内科

芋ようかん 先生

個人としては医師として、そして一人の人間として双方の立場から患者さんに接していきたいと思っています。しかしながら医師にはその前にやるべき大切な仕事があります。患者さんの訴えから診察を経てきちんとした検査計画そして正確な診断をすること。そして標準的な治療法をまず説明した後に患者さんと相談しながら同意を得た後に具体的な治療を考えて、そして適切に間違いなく施行する。これだけでも10年前では考えられなかった大変な仕事であります。時には患者さんにかなり負担があるような治療法が医学的にも最も適切であることもあります。できれば欧米のように医師とは別の立場のスタッフが不安を和らげたり、精神的な支えとなっていただいた方がよいのではないかと考えています。私も含めて多くの医師は患者さまが思っているほど優秀ではありません。まず医師としてやるべきことに専念することがプロとして要求されることと考えています。少し幻滅されたかもしれせんね。

山田さん

お医者さんも大変なんですね。患者に寄り添う気持ちになるのに長い年月が必要であるようですが、病は気からとも言うように、やはり患者側からすれば、できるだけ優しく親切にしてもらいたい、気持ちを支えてほしいと思うのも本音です。
なかなか難しいですね。

ryre 先生
一般内科

ryre 先生

まず、病状を詳しく説明する事が患者さんの不安の解消になるのか?という問題があります。
非常に深刻な病状や現時点で不治の病の話を説明することで不安になる事は多いと思いますが、そのような場合は『不安になるから、説明してほしくなかった』というわけにいかないですよね?医師側としては、真実を伝えることが重要であり、嘘をついて患者を安心させる事は出来ません。
医者に「まかせてくれれば、大丈夫だよ」という言葉をきたしているのならば、それは不可能だと思います。(昨今の医療を取り巻く環境を考慮すると)
私としては、現時点でできる最善の医療を提供する事が患者さんにとって最高のサポートであると考えております。

tora 先生
一般内科

tora 先生

その病気を経験するのは、患者さんははじめてです。医師は自身が経験はした事がないけれど、同様の患者さんについて、知識があり、それまでに経験している事があります。そういう面で、患者さんの個性、病気の個性をよく考えて、自分がその間にどう携わるべきかを考えています(いると思います)。
仕事として割り切らなければならない面も出てくるかもしれませんが、やはり勤務時間外も主治医をしている方の事はきがかりです。そういう事がきがかりにならないような感覚になってきたら(なるのかどうかわかりませんが)、重病患者を診るのはやめようと思いますが、今のところ・・・大丈夫です。

糖尿病専門医にあらず 先生
循環器内科

糖尿病専門医にあらず 先生

保険医療の初診料3,500円、再診料850円(だったっけ)。この金額で丁寧な説明なんぞやってたら病院はみんな潰れます。御説はごもっともなんですが、今の医者への報酬は、患者の気持を理解したり、精神的に支たりするにはお安いんです。プロたるものお金にならんことは本来やらないんで、今の日本の医療は安かろう悪かろう。もし、貴方が理想の先生に当たったら、彼はプロ(仕事)としては失格なんです。

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