標準治療を終えた転移性肺癌:余命延長手段としての凍結療法の可能性について

person70代以上/女性 -

母(70代前半)の今後の治療の可能性についてお尋ねしたく存じます。
2016年に子宮体がん(IB期/漿液性)で全摘手術を受けました。術後の抗がん剤終了後1年で肺転移、その後さらに1年ほど抗がん剤治療を受けたところで効果がなくなり、ある大学での臨床試験に1年半参加したものの、これも徐々に効かなくなり、これ以上は投与できないと主治医から言われてしまいました。遺伝子パネル検査で可能性のある薬剤が1種ありましたが、治験第1相で参加枠が少なく望みをつなげませんでした。
根治が困難なことは理解しております。しかし、転移が現在のところ肺のみでとどまっているため、そこを局所的にやっつけることで、少しでも余命が延ばせるのではないか、という考えが拭えずにおります。(まだ余命宣告は受けておりませんが、次回診察で受けるのかもしれません)
病変は一番大きいもので1cm強が1つ、他は小さい転移が両肺にパラパラとあるようで、保険適応の治療はもうありません。保険外治療は見極めが難しいと感じていますが、一部大学病院等で実施している「凍結治療」または「ラジオ波治療」は可能性がないでしょうか。根治ではなく、余命延長手段としての可能性です。
転移性肺がんへの凍結治療については2008年に一定の効果が見られたとの論文がありましたが、現在保険適応になっているのは乳がんなど特定の部位に限られているようです。保険外ではケースバイケースということだと思いますが、主治医はこれ以上の積極的治療には否定的なため、母もこういった質問はしにくいようです。私は遠方に住んでおり、コロナ禍の中で付き添いが制限されていることもあり、先生に直接質問することができそうにありません。
長くなってしまいましたが、余命延長の手段として、「凍結治療」「ラジオ波治療」は現実的かどうか、ご意見を伺えれば大変助かります。よろしくお願いいたします。

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