オンコタイプDx検査結果後の抗がん剤適応について
person50代/女性 -
53才 女性 右乳房浸潤性乳癌術後2ヶ月後。
既往歴 37才時より両乳房多発線維腺腫
非結核性抗酸菌症(経過観察中)
気管支拡張症 多発子宮筋腫
左卵巣嚢腫(6センチ)
PET-CTの結果
右乳房は既知の乳癌、左乳房にも限局性FDG集積部(SUV3.4)あり乳癌病変否定できず。右肺上葉、中葉、左肺舌区に粒状様、索状様、斑状様、不整形陰影があり軽度炎症活動性のある慢性炎症巣あり。
子宮体部の数個の筋腫で軽度FDG集積亢進所見(SUV3.2)あり。
病理結果
右浸潤性乳管癌、硬癌 浸潤径2.2センチ
HER2(+2) Fish陰性
ki67 25% 核グレード1 組織学グレード2
波及度f、ly0、v0
オンコタイプDx検査 9% 閉経前
質問内容は、私はオンコタイプDx検査の結果では抗がん剤治療の上乗せ効果は薄い結果でしたが、近年のSABCSのTAILORx試験で閉経前の患者は再発スコア0〜25%でも抗がん剤の上乗せ効果があると紙面で読みました。再発予防のためできる治療はできる限り受けたい希望がありますが、主治医は非結核性抗酸菌症があるので抗がん剤は避けたほうがよいのではないか、との見解です。現在、自覚症状として軽度の咳嗽があります。乳がんは右だけでなく左乳房にも怪しい集積があるので、再発の心配があります。肺の治療をしながら抗がん剤治療をすることはできないのでしょうか。また肺の治療をするのであればどのような治療になりますか。
ホルモン治療を開始するにあたり、多発子宮筋腫、卵巣嚢腫にどのような影響を及ぼす可能性があるか、事前にできる治療(例えば予防的に子宮と卵巣摘出手術、卵巣嚢腫部の組織検査など)があるのかも教えて下さい。よろしくお願いいたします。
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