療育の必要性について

person乳幼児/女性 -

3歳4ヵ月(年少)の娘のことです

2歳児クラスの時に先生から、
特に製作の時間などで一斉指示を聞いて行動することが少し苦手、複数の指示になると分からなくてとても不安になっている様子があります。個別に言えば理解して取り組めています。
と言われました。

家庭では特に娘の成長に違和感を持ったことはなかったし、健診で引っかかったこともなかったので驚きました。
一斉指示が通らないのは心配なので、地域の保健師に相談して先日発達相談を受けました。
K式を受けて、心理士からは
・K式の結果は年齢より少し良いくらいだが、少し発達の傾向があるかも
・基本的に不安が強い子で、大人の肯定的な関わりを意識して
・ただ理解力はあるし、集団で困ったことがあればその都度先生に個別に関わってもらえば良い
・療育は不要、もし今後困ったことが出てくればまた保健師に相談すれば良い。発達相談としての定期的なフォローは今のところ必要なし
と言われました。

療育は必要ないと言われてホッとしましたが、保育園の先生から娘の様子を聞く限りでは園生活で少し困り感がある印象です。
本当に療育は必要ないのでしょうか?
希望すれば誰でも行けるわけではないということも承知していますが、早期療育が有効だと聞くと今の対応で本当に良いのかという思いもあります。
また、療育に行けない場合、娘に自信をつけさせるために習い事などは効果がありそうでしょうか?

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今頃質問見つけました。
子どものこころの専門医です。発達障害を多く診ています。
私、発達関連の投稿には比較的回答してるので、過去の私の他の回答も参照して下さい。
「少し発達の傾向があるかも」って、ぶっちゃけ「発達障害特性あるかも」って事でしょ?
発達の問題って決して「異常か正常か」「健常か障害か」という区別が出来ません。山のてっぺんからすそ野のように程度の差があって、特徴が強くて分かりやすい子から薄くて分かりにくい子までいるんです。こうした山のてっぺんからすそ野までの程度の差をスペクトラムといい、最近は自閉症も「自閉症スペクトラム」という用語で説明されます。
だから、山の7合目で特徴がそれなりにあっても大きな困り事が無く生活していたらOKだし、山の3合目でも困る事があって受診すれば障害、と私は考えます。
ただこの子、「家庭では違和感を持ったことはなかった」レベルの子でしょ?(実は「健診で引っかかったこともなかった」子が後から何か心配な事があって受診する事はよくあります。健診で引っかかるのって山のてっぺんだけだから)
だとすると、療育はチャンスがあれば受けられるといいけれど、この子後回しの可能性高いです。「お母さん、もっと大変な子がたくさんいるんだから」って。
だとすれば、今出来るのは「もしかして、何か発達の特徴あるかもよ、と思いながら、今出来る範囲で特徴に合った対応の工夫をする」事。ぶっちゃけ「発達障害への対応」です。発達障害についての一般向けの本が出てるでしょうから(特に幼児期対象のもの)、読んでみて出来る対応をするのがいいです。
その結果「結局何でもなかったね」ならOKです。

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相談者さん

行動発達小児科医 先生 へ

ありがとうございます

発達相談では少し傾向あるかもと言われたものの、アドバイスを少しもらったくらいで療育も今後の発達相談も終了してしまって、ぽいっと放り出されてしまったような気がしてしまいました。
あの時に療育に行けていれば…とならないかが心配なのです。
療育へ行けるかどうかを相談しながら、私も娘への関わり方を勉強しようと思います。

ご心配ですね。
療育については判断が難しいのですが、基本的には行った方が良いと思います。

相談者さん

くまもん 先生 へ

ありがとうございます
療育に行って害になる事なんてありませんよね
チャンスがあれば申し込もうと思います

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