意識回復が望めない家族の延命治療の中止について

person50代/女性 -

53歳女性、既往症なし。
2021年5月12日の18時頃(推定)に脳出血、くも膜下出血(どちらが先か不明)で自宅で倒れる。
5月15日11時30分に発見時は深い昏睡状態で、意識障害レベルは300。
左前頭葉に7センチを超える大きな出血あり。左脳が右側に13ミリ寄っている状態。脳圧が高く脳幹を圧迫。
救急搬送時は瞳孔が開いていたが、脳圧を下げる薬を投与したところ、僅かに瞳孔が縮んだ為、倒れてから68時間後の5月15日14時に救命を目的とした手術を行う。
頭蓋骨を外し脳圧を下げ、チューブを入れて40cc血液を抜く。
手術の結果、血腫は除かれ、脳室は左右対称に戻る。瞳孔も戻り、自発呼吸をしている。脳幹の完全な損傷は免れたが虚血状態。
痛みに対する反応は、左側は少しあるが、右側は弱い。
意識レベルは200〜300の間。
現在も意識は戻らず目も開いていない。経鼻経管による栄養補給を行っている。

医師からは、意識が戻る可能性は非常に低く、左前頭葉の損傷のため、意識が戻ったとしても、意思疎通は不可能と言われています。
今後、外した頭蓋骨を戻す手術を予定しており、手術後は長期療養型施設に転院しなければなりません。
医師からは胃ろうを勧められていますが、以前より本人からは延命治療は希望しないと聞いており、このまま意識が戻らないのであれば、胃ろうおよび経鼻経管栄養の延命措置はお断りしたいと思っています。
自宅での介護もできない状況です。
ただ延命拒否について本人が書き残したものはありません。

質問は以下の通りです。
1.回復の見込みについて、お考えをお聞かせください。
2.本人の意思表示ができない状況で、家族が希望すれば、現在入院している救急病院、または長期療養型病院で、延命措置の中止は可能なのでしょうか。

よろしくお願いいたします

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