部分モザイクモノソミー/トリソミーのある「正常胚」移植について
person40代/女性 -
近く移植を予定している「正常胚」について下記質問があります。なお、当該胚は検査の結果「normal」とされたもののモザイクについてのコメント付きで、詳細は「部分モザイクモノソミー:2,5,14,18,21と部分モザイクトリソミー:19」(いずれもパーセンテージについては不明とのこと)です。
(ア)21番染色体に「モノソミー」とのこと、ダウン症は否定される(その後の羊水検査やNIPTは不要)との理解でよいか。
(イ)上記検査とは、「胚精密検査」と銘打たれたものだが(PCR、NGSを用いたものなのでPGT-Aと同一の検査と思っているのですが)、PGT-Aではモノソミーとトリソミーは正確に判別されるのか。
(ウ)下記基準に照らすと一応「移植可能」との判断かと思うが、コメントが付いた染色体番号の多さ(六つもある)は、どう理解すべきか。例えば、コメントが付いたのが21番染色体だけでそれがトリソミーの場合より、着床の可能性、及び、仮に妊娠が順調に経過した場合、染色体正常児が生まれる可能性も相対的には高いと考えて良いのか。それとも、仮に妊娠が順調に経過したとしても、コメントが付いた染色体番号が六つもあるなら、何らかの異常があると思っておいた方が良いのか。
***↓国際PGD協会(PGDIS)が2016年に示した基準(推奨)***
モザイクモノソミー:移植可能(X以外)
モザイクトリソミー(1,3,4,5,6,8,9,10,11,12,17,19,20,22,X,Y):移植可能
モザイクトリソミー(2,7,13,14,15,16,18,21):移植保留(優先順位低下)
(エ)当該胚について、こんなに多くの染色体番号(六つ)にコメントがついているにもかかわらず「normal」というのは、それぞれの染色体番号におけるモザイクのパーセンテージが低いと考えるべきか。
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