子宮内膜症による子宮及び付属器全摘出について
person40代/女性 -
2011年10月に腹腔鏡下で両卵巣のチョコレート嚢腫の切除手術を受けました。残念ながら癒着が酷く全てを切除できませんでした。両卵巣とも直径35~45mmの嚢腫が残り10年間、半年ごとに経過観察してきました。その間、生理痛が酷くなる月もありましたが市販薬(イブなど)で治るため特に子宮内膜症の治療は受けていませんでした。
しかし、三日前、生理痛が酷く救急で入院処置してもらうことになりました。その際の検査で、両卵巣とも嚢腫が65mm以上と大きくなり、左は一部が破れ出血したことで炎症も起きていることが判明しました。緊急手術は必要なかったのですが、根治治療として手術を勧められました。
再手術になることは10年前から言われていましたので承知しているのですが、主治医からは卵巣、卵管、子宮を全て摘出することを提案され悩んでいます。
画像診断から臓器の癒着が酷く、卵巣や子宮を一部残すことができるかどうか判らないと言われました。また、残した部分から再燃しないとも限らないし、悪性化する可能性もあると言われました。
41歳で未婚、出産経験もないことから、臓器を一部残したところで将来、妊娠する・できるかどうかも分かりません。ただ、医学の発展で40代の初産も珍しいことではなくなっているので、将来、自分の子供が欲しいと思った時、全摘出しているとそれも叶いません。でも残した部分の悪性化も怖いですし、どのような選択をすべきか迷います。
質問:
1.全摘出しなかった場合の再燃、及び悪性化する確率又は科学的な根拠を教えてください
2.現在の状態で卵子を取り出して凍結保存することが可能かどうか教えてください(将来の体外受精のため)
3.全摘出した場合、更年期障害が起こるようですが、どのような治療になるのか、またどれくらい続くのか教えてください(標準的なモデルでかまいません)
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