パーキンソン病患者への誤嚥防止術
person60代/男性 -
60代の家族が重度のパーキンソン病で寝たきりの状態です。過去に2度誤嚥のため窒息し、気管切開を受けました。1度目は回復後気管切開を閉じられたのですが、2度目の現在は最早閉じることもスピーチカニューレに替えていただくこともできません。
痰の吸引が昼夜を問わず頻回に必要で、カニューレと皮膚の隙間からも透明な粘液(誤嚥した唾液?)が多量に流れ出てくる状態です。ただ、今まで誤嚥性肺炎にはなったことがありません。本人は食べる意欲があるのですが、口からの摂食を禁止され、胃瘻からの注入で栄養を摂っています。
(1) このような状態では、誤嚥防止手術の適用にはならないでしょうか。
誤嚥防止術のデメリットとして声を永久に失うことがありますが、現在の気管切開の状態では実質的に同じことではないかと思います。誤嚥防止術を受ければ唾液の誤嚥は心配なくなる、口から食事することも不可能ではなくなるとしたら、少しでも本人のQOLを上げることができるかもしれないと思い、質問しました。
(2) 在宅生活するうえで誤嚥防止術のデメリットは他にはないでしょうか。
(3) 永久気管口の在宅管理は難しいでしょうか。
(4) 介護する上で他にどんな注意が必要になるでしょうか。
(5) 声と嗅覚を失うことは本人のQOLや精神状態にどんな影響があるでしょうか。
本人はまた長期入院することや声を失う事は嫌がると思いますので、できるだけ情報を集めてから本人や主治医と相談したいと思います。本人がいやと言えばそれで仕方が無いと思います。
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