がん終末期のせん妄と家族の対応について

person70代以上/女性 -

がん終末期の母を巡って、2点ご相談です。
父・母・姉・私の4人家族で、私だけが東京在住です。
現在、脳転移による認知機能低下の緩和を目的に、緩和ケア病棟に入院・放射線治療中ですが、最近、攻撃的で他責的なせん妄が出現してきました。標的は私です。何度も電話をかけてきては、責めるような、問い詰めるような言い方で、苛立ちや心配事を、現在・過去・幻覚・幻聴を織り混ぜて吐露するようになりました。

そして私は、このたった数日の電話で、つい最近までの温かい交流や優しい記憶を思い出せなくなってしまいました。
私は昔から、家庭内で明るい雰囲気を作るタイプでした。母も「あの子と話すとほっとする」と周囲に言ったり、「産んでよかった」と直接言われたこともあります。母にとってそのような存在であることは、自己肯定の基盤でもありました。
しかし、せん妄状態の母は私に「家族が嘲るように笑う声が耳から離れない」、さらに「あんたが一番笑ってる」と憎々しい声色で告げました。嘲笑の筆頭が私であると。病気ゆえの言動であることは理解していますが、大きなショックを受けています。

・私は笑うことができなくなりました。何か支えになる考え方や言葉をいただけませんか。あるいはカウンセリングを受けるべきでしょうか。
・放射線治療後の退院に向けて準備を進めています。退院後の介護のキーパーソンは私です。しかしここにきて、長期帰省中の私に、母が帰京を強く求めてきており、退院後に私の介護を拒否する恐れが出てきました。
母の私への感情がせん妄だと割り切り、拒否されても介護を続け、母の退院希望を叶えてあげるのがよいのでしょうか。それとも私は介護から外れるべきでしょうか。その場合、母は二度と自宅に帰れません。母本人は退院希望はあるものの、そのための条件までは理解できていません。お考えをお聞かせいただければありがたいです。

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