周術期心筋梗塞を来たし慢性心不全となった者の今後について

person30代/男性 -

【経緯・経過】
 2019年3月に大動脈弁置換(24歳時に感染性心内膜炎による生体弁植込。経年劣化し交換手術)の手術を受け、弁交換は無事終えたものの、心筋の保護が不十分で周術期心筋梗塞が起こり、EFが術前の正常値から術後23%まで低下しました。左冠動脈の前下行枝にダメージを負っています。術者の外科の先生からは「冠動脈に問題はないので現状から悪化する理由は基本的にはない」として説明を受けました。ただ、心筋にダメージを負っているため慢性心不全とのことで、術後から投薬治療(レニベース、アルダクトン、メインテート)を開始しました。
 2019年6月のエコーでEFが42%に回復したところ、術中の虚血を原因とする慢性腎臓病(eGFR45前後)となっていることが発覚しレニベースを中止しました(2020年2月のEFは43、6月のEFは35)。その後、心機能低下を懸念し2020年6月にレニベースを再開したところ、2020年半7月末に心房粗動が起きたため、8月末にアブレーションの手術を受けましたが、2020年11月にEFが30%前後に低下し、現在に至ります(概ね100前後。心不全の悪化による入院なし)。
 内科の主治医によると、EF低下の原因は「慢性心不全の進行かペースメーカー(24歳の時に左室ペースメーカーを植込)が合っていない可能性。ただ、心臓のサイズは横ば位のため進行しているかは分からない」とのことで、今月両室ペーシングの手術を受けCRTDを入れたところです。
【ご教示頂きたいこと】
慢性心不全でEFが30ですが、ローン終了の65歳まで(あと25年)は生きたいのですが、塩分制限と風邪対策を徹底すれば、生きれるものでしょうか。それとも、慢性心不全は往々にして進行し、困難でしょうか。また、他に心不全の進行を抑えるために何か手立てはございますでしょうか。ご教示頂けますと幸いです。

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