心不全退院後 服薬の副作用と減薬対策

person70代以上/男性 -

1)経緯
今まで心臓病とは全く関係のなかった82歳の男性です。
息切れがするということで5月27日から2週間入院。病名は「うっ血性心不全 高血圧症」となっています。
退院後は心不全の症状そのものに関しては異常なく健常な生活です。

2)薬剤
服用中の薬はつぎの5種です。アゾセミド錠30mg、スピロノラクトン錠25mg、シルニジピン錠10mg、テルミサルタン錠20mg、カルベジロール錠2.5mg。このうちカルベジロールのみ朝夕の2回、それ以外は朝のみです。
服用開始は入院当日と翌日に2種ずつ、カルベジロールのみ6日後からです。
退院後は地元のクリニックに引き継がれ約4か月間同じ薬剤で対応中です。

3)相談内容
頭がぼやけた感じでもの忘れが増え論理だった思考が続かないなど知能機能の低下を感じています。日本老年医学会のガイドラインや指針(「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」、「高齢者が気を付けたい多すぎる薬と副作用」)などで指摘されている薬の多すぎ、効きすぎの症状と合致することが多く特にQOL維持の点から悩んでいます。
・毎日朝と夜、血圧を測定しています。9月の平均は収縮期血圧が109.0、拡張期血圧が58.1です。発病前の収縮期血圧は150~160だったので約70%まで低下していることになります。また安静時の脈拍(現在60ほど)で10%程度低下しています。
当初決められた5種の薬は4か月たった現時点でも本当に必要なのでしょうか。もし薬の優先順位つけをすればどのようになるでしょうか。
・今後この病気とどのように付き合うべきか迷っています。退院の決め手となったのは「肺の水がなくなった」、「BNP(19)とEF(駆出率55%)が正常値に戻った」、ということです。当面症状は治まっているので降圧剤服用で副作用抑えた適正血圧維持との考えでよいでしょうか。

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