【癌診療に詳しい方にお伺いします】PET/CTの診断結果の解釈について
person30代/男性 -
【質問】PET/CTで低濃度腫瘍(淡いFDG集積(SUVmax2.77)と判定された副腎腫瘍が悪性腫瘍である可能性
【背景】
先日健康診断の血液検査で膵臓癌及び大腸がんのリスクがあると診断され、大学病院にてPET/CTを受けました。その結果膵臓や大腸には腫瘍は見られなかったものの、左副腎に上記の低濃度腫瘍が発見されました(40 × 32ミリ)。癌診療科では悪性腫瘍である確率は低いと言われましたが現在院内紹介された同院の内科で血液検査でホルモンの異常を調べています。
一方で内科の医師からは腫瘍のサイズが4cmを超えているため、ホルモンの異常がなくとも悪性腫瘍の可能性はあると告げられました。(現時点では内科ではまだ問診のみで血液検査などは未実施です)
質問といたしましては、PET/CTで上記のように診断され、がん診療科では悪性腫瘍ではないであろうと診断された副腎の腫瘍が、悪性であるリスクをどの程度の高さで捉えればいいかと言うことです。個人的にはCTだけでは腫瘍の有無とサイズしか判定できない(悪性か否かの判定が出来ない)という欠点を補うためにPET診断を行ったと理解していますが、その後内科で腫瘍のサイズで悪性である可能性を示唆されており混乱しております。
副腎は1部組織を摘出して悪性か否かを判断することが難しく腫瘍を取るか取らないかの判断しかできないと伺っていますので、内科で示唆されている“可能性”をどの程度として捉えるべきなのか(現実的な懸念として捉えるべきレベルなのか、“あるなしでいえば〜”的なレベルなのか)に苦慮しており、アドバイスを判断の一助にしたいと思っております。
補足:
当初のがん診療の医師からの話では悪性ではないが、ホルモン異常の長期的な健康害のリスクが気になるなら内科で診療してみてもいいよ、くらいの任意検査的な感じでした。
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