前立腺肥大症と膀胱に一定の尿が残る症状

person70代以上/男性 -

頻尿が絶えづあり特に夜間頻尿が酷い(2~4回あり)状態です。疾患は題目に述べて
ある通りですが。最近尿検査をした結果異常値は次の通りです。
1尿潜血:2+
2白血球反応:2+
3沈査白血球:100以上/HPF
4細菌:2+
これ以外の定性尿タンパク、尿糖定性、ビリルビンなどは-でした。
これらの異常値から疑われる現在生じている疾患が何か?専門的に教えてください。よろしくお願いします。尚私は男性、82歳です。
なお私わ男性で82歳です

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泌尿器科医です。
尿検査で白血球と細菌がみられることから膀胱炎をきたしていることがわかります。しかしながら膀胱炎は基本的に女性の病気であり、高齢男性が膀胱炎になるのは何らかの排尿障害(←排尿後に膀胱に残尿が存在する)場合に起こります。排尿障害をきたす代表的な疾患は前立腺肥大症ですが、それ以外にも原因があるかもしれません。尿検査は内科で行われたものでしょうか?排尿障害の詳しい検査は泌尿器科を受診されたほうが良いと思います。

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相談者さん

ひな夫 先生 へ

早速回答とアドバス頂き有難う御座いました。ご指摘の尿検査はかかりつけ医の泌尿器科から外部委託で得たデータです。
膀胱の残尿が。細菌の発生源になっていることが排尿障害の原因であるとすればこの排尿障害を解消するとすれば前立腺肥大又は膀胱の
手術いずれかを施行した方が良いのでしょうか?その場合どちらを優先すべきでしょうか。(今の泌尿器科ではこのような施行は全く
出来ませんが、手術をすとすれば治療設備のある大きい病院にお願いすることになります)今一度アドバイスをお願いします。

ひな夫 先生

ご返信いただきありがとうございます。
質問の回答後に前回のご質問を拝見しました。前立腺肥大症に加えて膀胱内の憩室状変形があるために感染が制圧できていない状態のようですね。前立腺肥大症を内視鏡的に切除する手術と同時に同じく内視鏡的に憩室を縮小させる手術を併施することで、排尿の改善が得られると期待されます。かかりつけ医から設備のある泌尿器科医療機関に紹介してもらうのが適切と思います。

相談者さん

ひな夫 先生 へ

2度にわたって貴重なアドバイスを頂き有難うございました。前立腺肥大及び膀胱の窪み(憩室)を内視鏡的手術ができるとの
治療法が判りましたので泌尿器科かかりつけ医と相談して、実積の多い病院を選択し紹介状により訪問してみたいと思います。

検尿所見は膀胱炎の所見ですが、それは普通は男性は起こりません。
以前にも回答いたしましたが、残尿量が多いかどうかだと思います。
残尿量が多ければ、尿路感染を制圧することは難しくなります。
もし神経因性膀胱が主体なら、間歇的自己導尿するしかありませんし、
前立腺肥大症が主体なら、またお薬服用でも改善しないなら、手術療法しかないと思います。

相談者さん

koosan 先生 へ

貴重な診断ありがとうございました。膀胱内の残尿量は変動しています(100cc~200cc)がいずれにしても導尿するとすれば一生続けなければならないと思いまので今後早い時期に膀胱または前立腺肥大の手術を選択したいと考えたいと思います。

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