肝臓がん患者です。脳転移による脳出血の既往あります。抗がん剤治療できますか?

person50代/男性 -

以下、長文となり申し訳ありません。

肝臓がん患者です。肝切除後、数年を経て、昨年脳出血(単発)をおこしました。
退院後、今度は右肺門リンパ節に転移がみつかりました。「脳出血既往や脳転移のある患者は、肝臓がんで使用する抗がん剤はリスクが高いので、病院の方針で使用できない」とのことでした。そこで、右肺門リンパ節に放射線治療を受け、幸いCRとなりました。
その後他の部位に転移が続き放射線治療やカテーテル治療をうけていました。

一方、脳の単発病変は、初めは「単なる脳出血」との診断でしたが、その後脳転移である可能性が高いということになり、脳の病変部位に定位放射線治療をうけ、脳の腫瘍は完全に消滅したとのことでした。
しかし、最近の検査で新たに肺、左肺門リンパ節への多発転移がみつかり、放射線治療は継続できなくなりました。

途方に暮れ、他の先生にご意見を伺ったところ、
以下の通りでした。

消化器内科の先生:
「まず、アバスチン+テセントリクの治療は血中半減期が長いので避けた方がよい。
他の抗がん剤も確かに使用は難しいが、ネクサバールは脳出血のリスクは低いという報告があるので使用できると思う」

放射線治療科の先生
「脳腫瘍の放射線治療後の患者に、浮腫の治療のためアバスチンを使うことがあるが、いままでこの治療後に脳出血を経験したことがない。アバスチン+テセントリクを用いた治療は可能と思う。」

先生方の専門分野が異なるため、ご意見が別れており、これからどう決断すれば良いか悩んでいます。
多発転移で放射線治療もできなくなったので、残念ですが緩和も覚悟しています。
先生方のご意見を教えて頂きたく、よろしくお願いいたします。

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