Q

腎結石症患者のビール摂取

尿路結石の疼痛発作が去年と今年の7月にあり、2回とも自然排石がありました。今年は2回目だったので精査したところ腎結石症ということで(水腎なし)、経過観察となりました。その時、ビールの摂取を禁止され焼酎ならいいと指導されました。しかし、同じ腎結石症の知り合いの話ではビールは飲むようにして流しだすとよいと言われたそうです。どちらが正しいのでしょうか?どちらでも大差ないのでしょうか?

質問者:はな さん

C.U.泌尿器科 先生
泌尿器科

C.U.泌尿器科 先生

以前は尿路結石を「ビールで出した」と言う患者さんや、
同様な話をして勧める医師も多数居ました。
問題の一つは結石の成分なのですが、尿酸結石でしたらビールの
過剰摂取は寧ろ結石の産生を助長します。
頻回の結石から、尿酸結石の可能性は充分ありますが、過去の結石は
成分分析は出来ていますでしょうか?
また、ビールに限らず飲酒では顔も赤く成るのと同様で、血流が
増大します。尿路上皮も血流が増大しますので、炎症が起り易く成り、
結石が通り難くなったり、腎盂腎炎を来し易くも成ります。
今日の医師でビール療法を推奨するのは、自分自身が結石持ちで、
自分が飲酒するのを正当化したいがための願望で言う場合だけだと
私は理解しています。
どうしても飲酒が止められない場合に焼酎ならとのお話からも、
ひょっとしたら尿酸の代謝の問題があるのではないでしょうか?

はなさん

排出された石を流してしまった為、成分分析はしていません。ただ、毎日ビールを最低500mlは飲んでいました。やはり尿酸が関係しているのかもと思います。
ビールを飲んでもいいという話を聞いてから、治療に対するきもちがぐらついていましたが、先生のお返事でがんばれそうです。ありがとうございます。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

ビールを多量に飲むと確かに一時的に尿量は増加しますが、その後、飲酒後の脱水がおこります。結局は濃縮尿がおこり、結石の形成のリスクはが高まります。また、尿酸の問題もあります。

ビールを飲むメリット(利尿)は、デメリット(脱水)を生み出します。ビールを飲みたい口実にはいいかもしれませんが、冷静に考えてみると、あまり、賢い方法とはいえません。上手に水分を取ることは重要です。もちろん、焼酎も治療のため飲むものではありません。

はなさん

飲酒後、脱水ということは全然考えていませんでした。
大変わかりやすい説明ありがとうございます。主治医に対する信頼がうすれかけていましたが、ビール禁止がんばれそうです。

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