膵臓分枝型IPMN検査法、検査間隔について
person70代以上/男性 -
70歳男性、胃がん切除歴あり(2015年11月に噴門側切除)。再発所見なく、定期フォローは昨秋で終了。ところが、近隣検査センターにて数年前から自主的に受けてきた上腹部MRCPで複数の膵嚢胞が見つかりました。昨春のことです。いずれも3~4ミリ大。当該センターに紹介状を書いてもらい、定期フォローを受けていた大学病院消化器内科を受診。画像を見て分枝型IPMNと診断され、特段のアクションは不要、従来通り定期的にMRCPを受けるよう指導されています。
そして今年5月の上腹部単純MRI+MRCPでは「膵頭部~体部にかけて複数の嚢胞構造が疑われるが、前回から著変なし。嚢胞と主膵管との連続までは指摘できず。悪性を疑う充実性病変なし。主膵管拡張なく、膵管走行に破格は見られない」とされ、従来通り来年5月に定期MRCPを受診するよう言われています。
疑問点は下記の2点です。
1)分枝型IPMNでは併存膵癌の発生率が有意に高く、少なくとも半年に1回という頻度にしなければ手遅れにならないか?
2)ただしMRCPはコストが高いので腹部超音波エコーを混ぜて合計年2回ではいけないか?
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。





